10月発売のエロ漫画。
　荒木狂也氏の『禁断の乳果実』。元のペンネームは荒木京也。
　『禁断の乳果実』というタイトル通り、ヒロインはみごとな巨乳。描写もかなりねちっこい。
　でも、怒濤の乳揉みや粘着質な乳吸いを期待していると、あれれ……な結果に。乳揉みはなく、乳吸いが２、３カットある程度。
　『禁断の乳果実』は、「爆乳」を嬲る物語ではなく、爆乳の「女」を嬲る物語だ。
　ただ、パイズリだけはなかなか念入りで、エロい。特に馬乗りパイズリについては執拗さがあって、非常にねちっこい。『禁断の乳果実』の巨乳フェチは、パイズリに凝縮している。乳揉みと乳吸いには期待せず、パイズリに期待して買うのがベター。
禁断の乳果実

　10月発売のエロ漫画。
　カマキリ氏の新刊、『ごっくんHONEY』。
　全編、巨乳、全編、砲弾のようなオッパイ。ツンと尖ってパツンパツンに張った、凄くいいロケットオッパイ。形フォルムにこだわって描かれているのが伝わってくる。
　ただ、『ごっくんHONEY』の基本は、ソフトな愛撫。オッパイへの愛撫は激しくない。揉むことより、乳房のフォルムに重きを置いた作品。激しい乳責めを期待せずに、形を愛でるために買うのがベター。
ごっくんHONEY

　９月発売のエロ漫画。
　灰司氏の新刊、『ちょ・団地妻慶子』。
　『ちょ・団地妻慶子』は、決して乳中心のエロ漫画ではない。エロエロな企画をくり出すエッチな団地妻を描いたポルノグラフィだ。乳吸いと乳揉みを期待して買ってしまうと、あれれ？　ということに。ちょっと明るめの人妻のエロさを求めて買うのがベター。
　個人的には、『ちょ・団地妻慶子』の中では人妻たちのバレーボールの話がエロかった。ママさんバレーというと現実ではあまりエロくないのだが、それをうまい具合に料理してある。プロの仕事だなあ、と大いに感心させられた。
ちょ・団地妻慶子

　10月発売のエロ漫画。
　あまぎみちひと氏の初単行本、『兄好艶妹』。あまぎみちひと氏はゲームの原画もされている。
　『兄好艶妹』の表紙の通り、乳房はでっぷりとでかい。爆乳と超乳の狭間のようなボリュームだ。
　ただ、直接的な愛撫はそれほど多いわけではない。ボリュームゆえに左右に広がって垂れるその広がり感、そこにあまぎみちひと氏は魅せられているようだ。
　したがって、『兄好艶妹』は、爆乳のでっぷりした左右の広がりを楽しむためのもの、と考えた方がいいだろう。乳揉み星人とスイマーは、次回作に期待したい。
兄好艶妹

　前作『発育っちゃうぞ』で、ロリ巨乳へのフェティシズムをを眼前に突きつけたほかまみつり氏。そのほかまみつり氏の新刊が、出た。
　その名も、『すくスク性徴期』。
　「すくスク」はもちろん、成長するの「すくすく」にかけたもの。「スク」はスクール水着。「性徴期」は「成長期」と「第二次性徴」をかけたものである。そしてその名の通り、第二次性徴を迎えた、スクール水着の女の子とエッチしちゃう話なのだ。
　巨乳といっても、せいぜＣカップかＤカップどまりであるが、今回は乳全般へのフェティシズムにあふれている。ちょっとふくらみかけの女の子に対しても、あるいは一番おっきい女の子に対しても、容赦なくオッパイをさわり、乳首をくりくりと責め立てる。敏感な女の子は思わず感じて立てなくなってしまうのだ。
　乳首を責められて感じてしまう女の子のよがり具合と喘ぎ顔。これぞ乳シズムである。巨乳でない子も、巨乳の子もいるけれど、乳首で感じる女の子への描写に対しては、天晴れと叫びたい。
　巨乳の女の子が登場するのは、最初の「In the Season of Fresh green前編」「In the Season of Fresh green後編」と、後半のお話の、合計３話。「In the Season of Fresh green」は南九州が舞台で、女の子の方言が生々しい。画像と台詞がアキバBlogで紹介されている。
　乳フェチ的には、後半のお話で、お料理している女の子がエプロンの上からオッパイをさわられて台所で手をつきながら必死に断えている姿が、実にオッパイ星人の欲情をそそる。さらに乳首を引っ張りださしていじめ倒しているところがいい。さすが、ほかまみつり氏というところだ。
すくスク・性徴期

　10月発売のエロ漫画。
　榊歌丸氏の新刊、『あねいも。』。
　出るところはぼい～んと出てくびれるところはきゅっとくびれる「ぽんきゅぽん」、そんなもんなど糞食らえ、時代はプランパー、豊満さとは肉、肉、肉、身体全体に肉がつき脂肪が包み込み、全身肉クッションとなっているのが正しき豊満さなのだ！　と言わんばかりのぽっちゃり爆乳ボディが、これでもかこれでもかと画面を埋め尽くしている。
　『あねいも。』は巨乳漫画というより、ぽちゃ巨乳漫画だね。いわゆる風俗嬢に多いぽちゃ巨乳、胸にも胴体にもお尻にもたっぷりと肉がついたプランパー体型に対して免疫のない人は、その豊満っぷりに圧倒されてむせ返ってしまう可能性大。
　でも、スリムボインは邪道、全身に肉がついたぽっちゃり爆乳こそまさに豊満であると信ずる人たちにとっては、『あねいも。』はうれしい作品ではなかろうか。
あねいも。

　全員が巨乳というわけではない。サイズも、通常のエロ漫画より小さめの手頃なサイズ。Ａ５判ではなく、Ｂ６判だ。しかし、Ｂ６判シリーズの中では比較的オッパイを揉んだり乳首を嬲ったりしている。ことさらねちっこいというわけでも、匂うような巨乳フェティシズムがあるわけでもないけれど、この手の判型の中では乳フェチ的に善戦していると言えよう。
　連作はなく、読み切りのみ。いろんな状況で、いろんな男女がセックスをするという展開。珍しく古典的なツッパリヘアのヤンキーと巨乳ちゃんのセックスがある。
はつじょーき

　10月の豊作のひとつ。『舞-乙HiME Zwei』からリリースが決まっていた、シズル・ヴィオーラのフィギュアが発売された。
　制服姿ではなく、脇乳見えまくりの悩ましいワンピース水着姿であるが、この藍色と肌のコントラストが思っていた以上にいい。店頭で見てきたけれども、これなら飾りたくなる。いい色合いといいボインだ。アキバHOBBYと萌えよ！アキバ人ブログでも都内での販売＆陳列状況がレポートされている。
舞-乙HiME Zwei シズル・ヴィオーラ 完成品フィギュア WAVE版（予約）


　初めて見た瞬間、目が止まったが、あのとき感じた予感は当たっていた。６月に発表されたフィギュアの中では、一番かもしれない。画像は、あみあみとHOBBY STOCK、そしてアキバHOBBYと萌えよ！アキバ人ブログでも挙がっている。
　
⇒シズル・ヴィオーラ　フィギュア画像（あみあみ）
⇒シズル・ヴィオーラ　フィギュア画像（HOBBY STOCK）
⇒シズル・ヴィオーラ　フィギュア画像（アキバHOBBY）
⇒シズル・ヴィオーラ　フィギュア画像（萌えよ！アキバ人ブログ）

　瓜のような形をしたオッパイの斜め下への突き出し具合も、その乳房のやわらかい量感も、実にすばらしい。実にいい脇乳だ。谷間も非常に誘因力がある。これはじっくり見て視姦したくなるね。
　原型製作は、クラムジークラフト零。
　氏が手がけた、『PRESENCE』のヒロイン木下柚美花の超弩級のバストの造型を見ても、そして最新作、『ウィッチブレイド』の天羽雅音のムチムチバストを見ても、この方のオッパイへのこだわりは見てとれる。特に天羽雅音がたまんないね。今回のシズル・ヴィオーラも、期待通りの出来ばえになった様子だ。とらのあな池袋店には他にも幾多のフィギュアが並べられていたが、存在感はシズル・ヴィオーラが一番だった。

　限りなくエロ本に近いゲームブックとしてリリースをつづける、クイーンズブレイドシリーズ。そのシリーズ中、最大のバストを誇る戦うママ、カトレアが立体化されることとなった。多くのオッパイ星人が待ち望んでいたニュースである。
エクセレントモデルCORE クイーンズブレイドP-5 武器屋 カトレア 完成品フィギュア《予約商品02...

　カトレアは、大女である。すべてのサイズが巨大である。
　身長：175㎝
　B：120
　W：68
　H：99
　北欧の女性なみの長身に、欧米の女性を上回る超豊満バスト。120センチの爆乳は強烈だ。ウエストが68というから、仮にアンダーバストを78として計算すると、120-78＝42。カップにしてＮカップである。途方もないボリュームだ。
　画像は、現在あみあみで公開されている。

⇒クイーンズブレイドP-5 武器屋 カトレア（あみあみ）

　ルックスの再現度は申し分ない。特に、繊細なつくりの眼鏡がすばらしい。非常にぴったりのイメージだ。バストの大きさもかなりいい。
　気になるのはキャストオフできるかどうかだろう。個人的には、彼女のをこそキャストオフしてほしい。

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⇒武器屋カトレア・情熱の赤バージョン

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クイーンズブレイド武器屋カトレア

　すでにワンフェスで先行発売されているが、メイドをねらえ！ -中林校長の野望- 北村きりこ ピンクバージョンがあみあみ、HOBY STOCKで発売されることとなった。
メイドをねらえ！ -中林校長の野望- 北村きりこ ピンクバージョン 完成品フィギュア《予約商品1...

　あみあみは画像を準備中、HOBBY STOCKに少しばかり画像が掲載されているが、一番詳しいのはDRAGON AGE Pure Blogである。

⇒メイドをねらえ！ -中林校長の野望- 北村きりこ ピンクバージョン（DRAGON AGE Pure Blog）
⇒メイドをねらえ！ -中林校長の野望- 北村きりこ ホワイトバージョン（DRAGON AGE Pure Blog）
⇒メイドをねらえ！ -中林校長の野望- 北村きりこ ピンクバージョン（HOBBY STOCK）

　昨年2006年に「ドラゴンエイジPure」で誌上通販されたものはホワイトバージョン。つまり、白い裸エプロンである。恐らくそれが好評だったので、ピンク裸エプロンバージョンを発売することになったのだろう。
　なお、ピンク色のエプロンは着脱式ということなので、キャストオフができる模様。エプロンの下にはかわいさいっぱいボリュームいっぱいの巨乳がつまっているに違いない。
　以前、『お嬢様を狙え！』という美少女ゲームがあったが、『メイドをねらえ！』は
決してそれへのオマージュではあるまい。
　今回、立体化されている北村きりこは、奴隷をつくるために私立百合姫女学園にやってきた転校生である。漫画での姿形はとてもそう見えないが……。
　ちなみに漫画版での北村きりこの雄姿は、まんがさんぽに詳しい。こちらで確認できる。なかなか美味しそうな巨乳をしている。
　ルックスの造型には典型的なアニメ絵の問題――立体化したとき、アングルによっては再現不可能な部分が発生する――が生じているが、それはオッパイが解決してくれるに違いない。個人的には、両腕で寄せられて合わさって隆起した胸の谷間をもう少し深く刻み込ませてほしかった。

　英語で、balconyという俗語がある。
　発音は勿論、「バルコニー」、つまり、あのバルコニーだが、バルコニーのようによく突き出た巨乳という意味があるのだ。
　そのバルコニーを思わせる乳房が、心にふれるRPGシャイニング・ウィンドのクララクラン・フィリアスのフィギュアである。「この盾であなたを守ります」というキャッチコピーが書かれているが、その盾とは、両手に持つ金属の盾ではなく、胸を押しあげる脂肪の盾に違いない。
シャイニング・ウィンド クララクラン・フィリアス 完成品 コトブキヤ版（予約）

　原型師の乙山法純氏は、最近ではタマ姉こと向坂環メイドVer.をデザインしている。過去にそれほど巨乳のフィギュアをつくっているわけではないが、このクララクラン・フィリアスは別格だ。アキバHOBBYに非常にいい画像があがっている。

⇒クララクラン・フィリアス画像（あみあみ）
⇒クララクラン・フィリアス画像（アキバHOBBY、色彩サンプル）
⇒クララクラン・フィリアス画像（アキバHOBBY、サンプル展示品）

　あみあみの画像は、色彩サンプルである。最新のサンプル展示品ではない。色彩サンプルよりもサンプル展示品の方が新しいバージョン（恐らく製品版）である。色合いも調整されて、実にやわらかな、やさしげな感じに仕上がっている。目の優美さ、瞳が放つふんわかオーラがまるで違うね。フィギュアでここまで「王女の瞳」を再現したものはなかったのではなかろうか。
　萌えよ！アキバ人ブログとオタロードBlogでも、オッパイに焦点を当てた「けしからん乳画像」が挙がっている。

⇒クララクラン・フィリアス画像（萌えよ！アキバ人ブログ、サンプル展示品）
⇒クララクラン・フィリアス画像（オタロードBlog、サンプル展示品）

　斜め上からのフェチアングルに注目。
　あみあみで画像を見たときから、クララクラン・フィリアスのバルコニーオッパイはいいなと思っていたが、これは予想以上の出来。「こぼれんばかりの巨乳」と「王女」という組み合わせは、正直破壊的。スカートのひらひらのディテールもさらに王女をしっかり表現していて、思った以上のスピードで売り切れてしまうかもしれない。
　発売は本日10月23日。クリスマスまであと２カ月だが、このクララクラン・フィリアスはクリスマスまでには手に入らなくなってるだろう。

　永田守弘といえば、思い出すのは『官能小説用語表現辞典』である。厖大な官能表現コレクションをものしてみせた、その永田守弘氏が、先日集英社新書から『官能小説の奥義』を出した。
　永田守弘氏は、『官能小説の奥義』の中で「純官能小説」という新しい呼称を提唱している。渡辺淳一などが書くセックスがあからさまに書かれている性的な恋愛小説と違って、かつてエロ小説、ポルノ小説と言われ、30年ほど前から官能小説と呼ばれるようになったオナニー用小説のことである。永田守弘氏が提唱している「官能小説／純官能小説」という区別は、「エロティカ／ポルノ小説」の二項対立的区別に正確に当てはまっている。男を発情させるためではなく、性を中心にして書いたものがエロティカであり、男を発情させるために書いたものがポルノ小説である。少々不正確だが、エロティカは性愛小説、ポルノ小説は催淫小説と言うことができるかもしれない。
　官能小説という言葉が生まれてから30年の間に、何の因果か陰謀だか、この「性愛小説＝エロティカ」と「催淫小説＝ポルノ小説」という異種のものが同じ「官能小説」という総称で呼ばれるようになってしまったのだが、そこを改めて指摘したという点においては、『官能小説の奥義』は意義があるだろう。だが、すでにエロティカ／ポルノ小説という言葉がある以上、広まる可能性のない新しい造語をつくり出す必要性を感じることはできなかった。エロティカ／ポルノ小説の区別でよかったように思う。
　『官能小説の奥義』は、ポルノ小説を分析したものである。といっても、内容はただの分類に近い。女性器の呼称について４タイプある、性交についても「恋愛系」「癒し系」「嬲り系」「陵辱系」「絶倫系」と５タイプある、オノマトペ表現は「舐め音」「粘液音」「挿入音」「射精音」の４つに分けられる……などなど、実例を挙げてひたすら分類・整理している。『官能小説の奥義』が行っているのは、あくまでもオブジェクトレベルでの分類・分析であって、メタレベルの洞察は入っていない。水平知のみで垂直知はない。したがって、知識的には楽しいが、知的にはかなりもの足りない内容である。しかし、官能小説を知るための簡単なガイドブックとしては、『官能小説の奥義』は非常によくできている。
　なお、巻末に「官能小説の書き方十か条」が記されている。ポルノ小説を書こうとしている人たちや、あるいは美少女ゲームのエッチシーンの参考にしようとする人たちには、少しだけヒントになるかもしれない。個人的には、
・好きな作家を見つけろ
・オノマトペを工夫しろ
　の２つに対して、非常に実践的なアドバイスだと思った。永田守弘氏が言う、好きな作家を見つけろというのはまさにその通りで、実際に自分が実践したものだ。オノマトペの重要性も途中で気がついた。
　『官能小説の奥義』の巨乳表現の実例に自分の小説が挙がっていなくて傷ついた（笑）というのはもちろん冗談であるけれど――巨乳表現の例を挙げるならば、西門京氏を引用せねばなるまいと思ったりはしたけれど――ポルノ小説についてさくっと読むには非常にいい。
　なお、ライトポルノ（ライトＨノベルスやジュブナイルポルノという呼称は内容的に不完全なので反対だ）についての分析や言及は、『官能小説の奥義』には一切入っていない。
官能小説の奥義

　みうらたけひろに、サスペンスはよく似合う。
　カバー裏の解説はこう語る。

私は部々崎京子（ぶぶざききょうこ）。弁護士だ。今、さる大手企業で働く女性が起こしたセクハラ裁判を手がけているのだが……!?　原告の女は心神耗弱状態で、臀部には「淫」という「しるし」が。そして「インムカイ」という謎の組織名。「王玉病院」が行っている診療外の淫らな検査について調査をしていた同僚女弁護士の失踪！　謎が謎を呼ぶ展開に興奮を禁じ得ないエロティック・ハードボイルド・ストーリー。

　みうらたけひろ氏はオッパイ星人である。オッパイ星人であるからには、「淫らな検査」とくればもちろんオッパイに検査が集中するに決まっている。 『ドミナンス（紅い唇篇）』に登場する女性はみな９０センチオーバー、バスト１０５、バスト１０６と爆乳ぞろいなのである。おまけに王玉病院の院長は、凄いオッパイ星人なのだ。
　 『ドミナンス（紅い唇篇）』の中で一番オッパイにフェチが入っているのは、陥没乳首のバスト１０６Ｈカップの女性とのセックスシーンである。薬のせいですっかり発情してしまった彼女は、乳首をほじって、ぼいんを思い切り犯してと懇願するのである。それに応えて思い切りバストをわしづかみにするシーンがいい。さすがみうらたけひろ！
　乳いじりのカットは少なめであるけれど、たとえ揉んでいなくても乳シズムを感じる。 『ドミナンス（紅い唇篇）』は、エロとサスペンスを比べると若干サスペンスが強いために純粋に抜き目的で買うともの足りなく感じるかもしれないが、ほどよいエロとサスペンスのバランスを楽しむつもりで購入するのなら、満足を得られるだろう。 『ドミナンス』は２巻目もあるということなので、そこでヒロインの超爆乳が思い切り嬲りまわされることを期待したい。
ドミナンス（紅い唇篇）

　このオッパイは、いいものだ。
　コトブキヤから発売されることになった、向坂環メイドVer。風船のようにパンパンに張りつめたメイド姿のタマ姉のオッパイがいい。
ToHeart2 AnotherDays 向坂環 メイドver. 完成品フィギュア コトブキヤ版《予約商品02月発売》

　原型師は、乙山法純。
　名前を聞いてもピンと来ない人もいるかもしれないが、同じくコトブキヤからリリースされたシャイニング・ウィンドのクララクラン・フィリアスだといえば、思い出す人もいるかもしれない。

　あのバルコニーのように突きだしたバストは、逸品であった。その彼が、メイドバージョンのタマ姉をつくっているのだ。画像は以下のサイトで公開されている。

⇒向坂環 メイドver.（あみあみ）
⇒向坂環 メイドver.（HOBBY STOCK）
⇒向坂環 メイドver.（アキバHOBBY）

　クララクラン・フィリアスほど派手なバルコニーオッパイではないけれど、メイド服の生地がパンパンにふくらんではちきれそうになっている。ルックスもなかなかいい。萌えオッパイが好きな人には充分選択肢に入る一品ではなかろうか。

　Quick Kick Leeは、『モチハダ』でひとつの可能性を見せてくれたオッパイ漫画家・吉村竜巻とあいけんのサークルである。最近になって、ようやく吉村竜巻氏の夏コミ同人誌を手に入れた。タイトルは『discord』。意見の不一致という意味だが、取り立てて内容とは関係がない。
　パロディのターゲットとなっているのは、『コードギアス　反逆のルルーシュ』。
　フィーチャーされているのは、終盤見事なヌードを披露してくれたヴィレッタである。それに対して扇要が絡むという形だ。個人的にはヴィレッタ好きなので、こんな一冊を待っていたのだ。
　前半は、夢の中で奉仕してくれるヴィレッタ。後半は実際にサドを発揮して主人公を嬲ってくれるヴィレッタ。二部構成である。
　前半では、裸エプロン姿のヴィレッタの爆乳を、後背位で突きながらひたすら揉みまくっているところがいい。乳房をこねまわし、握り締め、乳首を嬲り、乳房を圧迫する４連続カットが乳シズムがこもっている。
　後半はパイズリと絡みが中心になっている。騎乗位で交わりながらオッパイを吸うカットがあるのだが、個人的には、その乳吸いをもっとねちっこくつづけてやってほしかった。前半の方が乳シズムは上である。後半は、ロケット型のオッパイを楽しんでくれ、ということなのだろう。

【 商業作品 】
吉村竜巻『モチハダ』

　奇作と呼ぶにはあまりにかわいらしい。
　いぬぶろ『いぬみみずかん』。女の子を犬と重ね合わせて描いた、犬耳萌えポルノコミックである。萌えよ！アキバ人ブログや、オタロードBlogでも紹介されている。まごプログレッシブでも画像つきで紹介されているが、残念ながら巨乳系のサンプルはない。
　犬耳の女の子というコンセプトだけでなく、絵的にも犬に対して近づけている。女の子の顔は典型的な萌え絵でありながら、頭髪には犬のような耳があり、さらに尻尾もある。見た目は、かわいい女の子たちが犬のコスプレをしているのに近い。これは犬耳のエロ漫画なのだ。
　しかしながら、その、犬耳を貫き通した情熱、犬耳に対するリビドー、犬耳から連想されうるペット的イマージュに対するその執着は、プロの作り手をも唸らせるパトスに満ち溢れている。百花繚乱ならぬ百犬繚乱。ドーベルマンまで愛らしい大人の巨乳女性として描いてしまう、その手腕。美少女コミック史に残りそうな、愛らしい奇作である。
　乳房へのこだわりはバラバラだ。微乳あり、普通乳あり、巨乳あり。ただし、超乳は含まれていない。爆乳まで到達しているかは微妙だが、何よりも絵柄がかわいらしい。売れ線の、非常にすぐれたアピールのある絵である。その魅力は、美少女ゲーム特有のハンコ絵と比べるまでもない。
　オッパイ星人的によかったのは、26話の「Smooth Corrie」。
　向かい合ってぎゅ～っと巨乳を揉みしだき、女の子が反応し、さらに乳揉みを重ねてゆく。幾多もある話の中で、乳揉みが秀抜であった。全編乳フェチにあふれているというわけではないが、買いたくなってしまう一冊である。
いぬみみずかん

　つい先頃、ダイキ工業から発売された、とってもでかい真鏡名ミナの普通肌バージョン。今度は、白肌バージョンが発売されることになった。
サムライスピリッツ零 真鏡名ミナ 白肌バージョン ダイキ工業 版 完成品フィギュア《予約商品01...

　正直なところ、あまりインパクトはない。一瞬、どこが違うのだろうかと目を瞬いた。

⇒サムライスピリッツ零 真鏡名ミナ 白肌バージョン

　青い縁取りの白い衣装との組み合わせとしては、前回の普通肌バージョンの方が相性がよいのではないかと思う。白肌バージョンを出すのなら、衣装も色変更をして、白肌が映えてエロくなる選択をするべきだったのではないかと思うのだが、どうだろうか……？

【 関連商品 】
真鏡名ミナ～唐詩郎のエロスと美～

　「続」と言いながら「正」はない、『続・殺戮のジャンゴ』から、黒のフランコがフィギュア化されることになった。
アルター 続・殺戮のジャンゴ 地獄の賞金首 1/8 黒のフランコ【2月予約】

　発売元はアルター。
　造型師は、たなか☆せんうである。

⇒続・殺戮のジャンゴ -地獄の賞金首- 黒のフランコ（あみあみ）
⇒続・殺戮のジャンゴ -地獄の賞金首- 黒のフランコ（萌えよ！アキバ人ブログ）
⇒続・殺戮のジャンゴ -地獄の賞金首- 黒のフランコ（アルター公式サイト）

　お尻を見せて銃をかまえる、非常に動きのあるモデルとなっているが、残念ながら強調されているのはぷりんとめくれた尻、尻、尻である。同じ『続・殺戮のジャンゴ』でも「名前のない女」がまだバストを強調されていたのに対して、「黒のフランコ」はバストは奥に隠されてしまっている。それなりに盛りあがっているのだが、乳を楽しむためのモデルではない。オッパイ星人としては、もう１人を待つ方が得策だろう。

【 関連商品 】
名前のない女～股間を殺す魔乳～

　『ＤＯＡ』シリーズでは当初からメンバーに入っているにもかかわらず、あまり商業レベルでフィギュア化されてこなかったレイファン。そのレイファンが着せ変え可能なフィギュアとして商品化される運びとなった。
DOAX2　「Venus on the beach!」　レイファン　通常版

DOAX2　「Venus on the beach!」　レイファン　限定版

　通常版と限定版が用意されているが、なかなかよろしい。個人的には限定版よりも通常版の髪を結んでいる方が好きだ。こちらの方がレイファンという感じがする。このままシリーズ最大ボリュームを誇るティナも、その爆乳サイズを是非忠実に再現してほしいなあと願うばかりだ。
　なお、画像は以下のサイトで公開されている。

⇒ＤＯＡＸ２　Venus on the beach！シリーズ レイファン（あみあみ）
⇒ＤＯＡＸ２　Venus on the beach！シリーズ レイファン（HOBBY STOCK）
⇒ＤＯＡＸ２　Venus on the beach！シリーズ レイファン（萌えよ！アキバ人ブログ）

　これを見る限り、少し表情やオッパイのラインが硬いか。脇乳のエッジが立ちすぎているのが気になる。全体的にいい出来なのだが、オッパイのフォルムが硬いようだ。なお、通常版・限定版セットも用意されている。
DOAX2　「Venus on the beach!」　レイファン　通常・限定版セット

　ガンダムヒロインヒストリーといっても、ファースト・ガンダムのことではない。ＳＥＥＤである。したがって、内容的にはカンダムヒロインヒストリーというより、ＳＥＥＤヒロインヒストリーと言った方が正しい。機動戦士ガンダムシリーズに登場するヒロインをすべて網羅するということらしいが、その第一歩としてＳＥＥＤに登場したザフト側のヒロインがフィギュア化されることになった。
バンダイ 機動戦士ガンダム ガンダムヒロインヒストリー～ザフト編～（1BOX）【11月予約】

　出来自体は、悪くない。写真で見る限り、ルックスも再現されているようだし、ラクス・クラインの乳っぷりもなかなかのものだ。ただ、頭長は12センチほどなので、その巨乳をボリュームたっぷり味わう……というわけにはいかないだろう。

⇒ガンダムヒロインヒストリー -ザフト編- ＢＯＸ

　ザフト編のヒロインは５人。
　それに対して１ＢＯＸに封入されている数は４体。つまり、すべてそろえるためには複数回購入する必要があるわけで、そのあたり、うまくいけば２回で終わりだが、そうでないと何回も買わされる破目になりかねない。
　個人的には、ガンダムヒロインヒストリーと銘打ちながらＳＥＥＤのヒロインから始めるのは、違和感がある。ファースト信者としては納得がいかない。男子のためのガンダムではなく、女子のためのガンダムは、ガンダムではない。それはガンダムもどきである。そのガンダムもどきのヒロインたちに対して「ガンダムヒロインヒストリー」と名付けられても、どこが「ガンダム」のヒロインだ、どこが「ヒストリー」だと言いたくなってしまうのである。

　『処女通信（おとめつうしん）』ですばらしい乳シズムを披露してくれた笹川ハヤシ氏の処女単行本、『恋コク』を買った。
　デビューした頃は、本人の属性にこだわるよりいろんなものを描かされるという話があるそうだが、『処女通信』ほどの強烈な乳シズムは展開されていない。ただ、随所に挿入されるカットが、本人がオッパイ星人であることを物語っている。確かにこの乳首は、間違いなくオッパイ星人の手によるものだ。
　７つ収められている短編の中で、乳的に最もよかったのは「幸せであるように《後編》」。幼なじみのお姉さんとキッチンでセックスする場面がいい。背後からこねまわしたり、突きながら揉みしだいているのがオッパイ星人の魂にビビッと来る。
　「君だけを思う」も、比較的乳吸いと乳揉みがねちっこく描かれている。主人公を好きな小麦ちゃんと、そしてのお仲間二人が押しかけて主人公を眠らせ、寝ているうちにフェラチオしてしまうお話だが、小麦ちゃんが巨乳を二人から吸われている。
　残念なのは、小麦ちゃんより巨乳の眼鏡の委員長が、せっかく大きなオッパイを見せながらひとつも乳吸いも乳揉みのカットがなかったことだ。乳揉みと乳吸いは、まさに彼女にこそ行われるべきであった……。
恋コク


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⇒笹川ハヤシ『処女通信』～巨乳コミックの新星～

　巨乳的安定度抜群の同人サークル、フリークスのサンクリ新刊『むちむち!!ポークパイ』が、とらのあな池袋店の店頭に並んでいた。


　元ネタ＝パロディ源は、元祖むっちり系縦スクロールシューティングゲーム『むちむちポーク！』。ポークフィレ将軍によって強引に戦士にされてしまった３人のむっちり系女の子たちが、私的には元の姿に戻してもらうため、公的には地球を豚化するために戦うＳＴＧである。
　16頁ほどの薄い冊子のほぼ半分ほどをオノメシン氏が、後半をミケ氏が分担しているが、鏡的に注目しているのはオノメシン氏の方だ。ロリ顔＋爆乳というオノメシン氏の絵柄と元ネタが非常によくマッチングしている。
　何よりもその高い乳シズムが、オッパイ星人として安心して見ていられる。フィーチャーされているのは、最年長の高校２年生・肩口一久青（かたくち・いくお）ことむちむちブルーだが、オノメシン氏にあっては、大きく描いたらそれで終わり、という不届きな態度は一かけらもない。でっかいオッパイは責めてなんぼ、嬲ってなんぼという精神が全編に行き渡っている。
　今回、ヒロインは陥没乳首として設定されているが、その陥没乳首を、舌でたっぷり責められ、両方の乳房を吸われて吸引され、勃起させられているのだ。パイズリのときでも、乳首を「両方」とも引っ張ってヒロインを感じさせることを忘れない。
　仕上げは、乳首姦である。乳首を膣とみなしてペニスを挿入して犯す、というものだ。ロケットみたいな細長く巨大なオッパイは２本のペニスによって貫かれ、射精されてしまう。
　現在、巨乳同人誌においては、乳シズムの安定度という点ではオノメシン氏が一番かもしれない。

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⇒フリークス『ぷるぷる魔乳神判！』～巨乳同人誌～
⇒『リオパイ』～直球の乳シズム～

　迂闊であった。処女作が出た時点で気づいておくべきであった。
　笹川ハヤシ。
　その２冊目の単行本、『処女通信』（処女と書いておとめと読む）がつい先日発売されたのだが、これが乳フェチ的に非常にいい。MUJINのサイトに、少しだけサンプルがあがっている。
　タイトルこそ、「おとめつうしん」となっているが、内容は完璧に乳フェチもの、それも爆乳に対する欲望と快感がはちきれそうになっている。
　天太郎氏を思わせるタッチ、天太郎氏を思わせるクローズショットで、巨乳と呼ぶには豊満すぎる、あふれんばかりの爆乳に迫り、むんずとわしづかみにし、たっぷりと乳肉を揉みしめ、指の間からはちきれさせる。爆乳を前にしたときの興奮と欲望、揉みしだいたときの感動と快感を、決して省略することなく、フェティッシュに、エロティックに、オッパイ星人のリビドーへ向けて描いているのだ。
　形式的にヒロインを巨乳にし、形式的にワンカットだけ乳揉みを入れた「フェチ偽装」作品とはわけが違う。DISTANCE氏や天太郎氏などと並べても、まったく遜色がない。まさに乳揉みの真髄、オッパイ星人の欲望と快感をものの見事に捉えた、今年三本指に入る力作である。巨乳コミックの世界には、ホンモノが少ないだけに、ホンモノの誕生を素直によろこびたい。
処女通信

　青木りんのＡＶ転向以降、グラビア界で最も刺激的な爆乳シーンを演じつづけているグラビア女優といえば、岡田真由香である。鏡も大好きなグラビアアイドルだ。その岡田真由香の1st写真集が、『ダイナマユカ』である。
　タイトルは、ダイナマイトと真由香の名前を組み合わせたものだ。ダイナマイト級の爆発力をもつ爆乳という意味合いなのだろう。
　肝心の中身の方は、非常によかった。
　買って損した、という気分はない。むしろ、「大当たり」だった。ＤＶＤでも活躍している彼女のこと、写真集ではどうだろう……やはり動画の方がいいのではないか、と思っていたのだけれど、そんな心配をする必要はなかったね。写真集なりの魅力がちゃんとつまっている。オッパイのボリュームも、全体的なむっちり感もしっかり伝わっている。いい写真集です。　
ダイナマユカ

　なお、すでに２ｎｄ写真集も発売されている。
Applause

　モーリス・ブランショといっても、知らない人の方が多いだろう。エマニュエル・レヴィナスの妻たちをユダヤ人狩りから守り、バタイユとも交流のあった人物。フランスの思想・文学界で強烈な影響力を誇る、戦後最大の文芸批評家。
　代表作に『文学空間』などがあるが、そのモーリス・ブランショの『書物の不在』を新たに翻訳・出版したものだ。
　出版社は、月曜社。初版限定800部だという。非常に薄い。本文は90頁もない。なので、現代思想の著作の中で、最も短く、最も早く読める著作と言えるかもしれない。
　ブランショは、通常我々が書物を読むとき、そこに書かれているのが文字であり、それが読めるものだとわかってる、という。だが、世界で初めて書物を見た者は、それが書かれた言葉であり、読めるものであり、読解しうる記号だということがわからなかったのではないか。そこに見たのは宇宙の空虚だったのではないか。それこそ、まさに書物の不在だ、という。
　さらにブランショは作品の不在というのも挙げている。非常に刺激的な、しかし、読む者にとっては不明解な区別だが、、論文と言えるほどの厳密な論理展開はなく、むしろ断章的なエッセイに近いので、すらすらと読めてしまう。ただし、読めたからといって内容を理解できるかというと、それは保証できないわけだが、ブランショに入門してみたい、入門書ではなくブランショの書いたものを読んでみたいと思っている人にとっては、凄くいい一冊だろう――2500円という値段にぎょっとすることがなければ。
　
書物の不在

　佐藤可士和といえば、今最も勢いがあり、名前も知られているクリエイターである。正確にはクリエイティブ・ディレクターと言った方がいいのだろうが、知らない人にはホンダ・ステップワゴンのＣＭをつくった人といえば、ああ……とうなずくかもしれない。
　その佐藤可士和が初めて書いた著書が、『佐藤可士和の超整理術』である。「空間の整理術」「情報の整理術」「思考の整理術」の３つが取り上げられている。
　彼の仕事場は、非常にものが少ない。部屋の中に、机があってパソコンがあって椅子があって、それくらいである。本すら見当たらない。美少女ゲームのソフトハウスとは非常に対照的である。美少女ゲームのソフトハウスの場合、たいていパソコンデスクの上に本や雑誌があり、モニターの上にはフィギュアが飾られていたり、ごちゃごちゃで趣味の部屋と渾然一体となっているからである。
　曰く、人間は普段見るものに影響されるので、ごちゃごちゃとものがあるところだと、仕事がはかどらないそうだ。これは自分の経験でもわかる。
　最近まで本棚にぎっしり包囲された６畳の和室で仕事をしていた。棚に約1000冊の本がある。机はテーブルとパソコンデスクを横長に連結して幅２メートル半近くの世界を堪能していたのだが、どうも息が詰まってしまう。
　それで、少し狭くはなるが、４畳半のフローリングの部屋に移行したのだ。パソコンで空くとテーブルをＬ字型に連結した。テーブルの上で仕事をすることにして、パソコンデスクの上には、日本語大辞典を並べた。本棚は、ほとんどない。椅子の後ろの低い本棚以外、ゼロである。パソコンデスクとテーブルと椅子以外、ほとんどないような仕事場に改造したのだ。その途端、猛烈に仕事をするようになったのである。ベルダ時代のスピードが戻ったのだ。驚くべき「空間の整理術」である。これは、いい。
　ただ、「情報の整理術」と「思考の整理術」は、個人的にはあまり得るものがなかった。すでに物事の本質をつかんで思考判断している人にとっては、この２つに有用性はないかもしれない。でも、立ち読みしてみるのには、おもしろい本である。
佐藤可士和の超整理術

　10年前は、写真集⇒ＤＶＤという順番だった。
　グラビアアイドルは、まず写真集を出してから、次にＤＶＤを出す。そういう流れだった。だが、今は、ＤＶＤが真っ先に出る。そして、人気があれば、初めて写真集にも進出できる。
　たとえば、岡田真由香も、さんざんＤＶＤで好評を博してから写真集を出している。佐藤寛子がデビューを果たした2002年とは事情が異なっているのだ。夏目理緒でも、2003年5月に初写真集を出してから、翌月2003年6月に初ＤＶＤをリリースしている。ＤＶＤのコストが下がったために、2004年頃から状況が変わってしまった。結果、今や、写真集は誰もが出せるものではなくなっているのである。写真集は、ひとつの誉れなのだ。
　青山菜々はグラビアアイドルではない。ＡＶ女優である。だが、それを前面に押し出さなければ、ＡＶ女優とは気づけないルックスとボディをしている。
　『Crystal X 青山菜々初写真集』は、彼女のファースト写真集である。最近はほとんど写真集を買わなくなってしまったが、正直、よかった。巨乳ＡＶ女優の写真集というと、勘違いして妙に高度な芸術的エロスを狙おうとして購入者の気持ちから乖離してしまう愚作が多いが、『Crystal X 青山菜々初写真集』にそれはない。また、純粋にエロにばかり走って乳房を忘れるという妄挙もない。必要充分に、乳房にこだわって撮ってくれている。
　何よりも、青山菜々の乳房がすばらしい。ボディも抜群だ。決して贅肉があるわけではないそのウエストは、今の人たちは樽ドルと表現するのかもしれないが、いわゆる典型的な樽ドルのウエストではない。十分にいいウエストだ。現実の女性はこんなウエストをしていない。たいていは下腹部に贅肉が集まっている。だが、彼女のウエストにはその無駄な贅肉が感じられない。
　彼女のそのでっぷりとした充満した乳房と、きれいな歯並びを見ているだけでも、いいなあと思えてしまう。是非、過剰にクローズショットを使うのではなく、オッパイをいろんなアングルから撮影した２ｎｄ写真集を出してほしいものだ。
Crystal X 青山菜々初写真集

　翼よ、あれがパリの灯だ。否、カレンの乳だ。
　『コードギアス　反逆のルルーシュ』で最も同人誌に取り上げられている巨乳ヒロインにして、恐らく最も多くのオッパイ星人たちが見たい、脱がしたいと願っている爆乳キャラ。それが、カレン・シュタットフェルトである。不幸にして彼女の乳っぷりを見事に再現したフィギュアはリリースされずに終わっていたが、ようやくかなり近いものが発売された。
　アルファオメガ版カレンである。
　アッシュフォード学園の制服バージョンなので生乳を拝めるというわけではないが、斜め横や斜め後ろから見たオッパイの突出度はなかなかいい。
コードギアス 反逆のルルーシュ カレン・シュタットフェルト 完成品 アルファオメガ版

　ルックスも悪くはないけど、オッパイのボリュームも悪くないね。
　胸元から直線的に上がって、乳首で頂点を迎え、再び胴体に戻る。その間に描くオッパイ三角形の大きさが、なかなか尋常ではない。

⇒カレン・シュタットフェルト アルファオメガ版（あみあみ）
⇒カレン・シュタットフェルト アルファオメガ版（HOBBY STOCK）

　なかなかいいボリュームだ。これでなければ、爆乳とは言えない。ビキニでないのが非常に残念だ。キャストオフしてこそ、カレンは一番その魅力が発揮されると思うのだが……。

【 ＣＭ 】
⇒ＤＬオッパイゲーム『保健医の巨乳』、『高飛車の巨乳』、1890円に値下げ
⇒第１２回シナリオ講座、10月13日（土）開催

　アキバＯＳで紹介されている通り、テクモの放つパチンコゲームのヒロイン、Rioの写真集が先日発売された。
　『テクモパチンコ＆パチスロギャルズイラストレーションズ』 とあるように、もちろんRioのソロ写真集ではないけれど、Rioのイラストが数多くおさめられている。オッパイ星人としても、これはかなり期待しちゃうね。
テクモパチンコ＆パチスロギャルズイラストレーションズ


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