今回は、天野英美のファンの方には非常に申し訳ない。前作がよかったものだから、今回も……とオッパイ星人的に期待していたのだけれど、タイトルはずばり「誰かが犯した」。「誰かが揉んだ」でも、「誰かが吸った」でもない。つまり、前作ほどの巨乳フェティシズムはないということだ。
　もちろん、あのぷっくりした乳輪も健在なのだけれど、ひたすら乳房にこだわったりということはない。今回は誰かに犯されるというのが主眼。つまり、ちょっと陵辱っぽい。オッパイテイストではなく、陵辱テイスト。それを楽しむようなつくりになっている。なので、オッパイ星人としてはちょっと寂しい限り。
　それでも、何度でも現れる馬乗りパイズリはなかなかいい感じ。ただ、やっぱりメインディッシュは陵辱テイスト。「犯される」ことが主眼であって、「乳房をひたすらに弄ばれること」ではないのよね。オッパイ星人としては、残念。
誰かが犯した

TANDEM TWIN 動物ねーちゃん 犬 アルマ 完成品フィギュア やまと版《予約商品12月発売》

　発売が12月に迫った、TANDEM TWINの動物ねーちゃんシリーズ「アルマ」。往年の『マジンガーＺ』のヒロインロボット、アフロダイＡのオッパイミサイルを思わせるツンツンに尖った胸当てをしているけれど、実はちゃんと取り外せて中身を拝めるらしい。あみあみで、生乳画像が公開されている。

⇒TANDEM TWIN/動物ねーちゃん犬 アルマ

　原型師の山崎こーいちさん、この方はホントしゃぶりつきたくなるような、そそるオッパイを造型されるね。いい乳のエロフィギュアです。

　昨日、youtubeで「お化けのホーリー」を探し当てて、見ていた。
　大学時代、大いに希望に燃えながら――実は逆に挫折と欲望を味わいながら――よく見ていたのだ。『ムーミン』の主題歌に切なくなったりしていたもんだったなあ。
　そんなわけでというのではないのだけれど、エロ漫画のレビューを１つ。
　乳之書ではまだ取り上げていないのだけれど、『SWEET JAM』を描いた真海氏の2006年のエロ漫画、『机上の空論』の印象批評を、「エロ漫画 批評」に書いた。結構お薦めのエロ漫画です。

　一目見た瞬間に、ピ～ンとくるエロフィギュアというのがある。
　「Piaキャロットへようこそ!! G.O./木ノ下留美 デビルタイプ」は、まさにそのタイプのエロフィギュア。萌え萌えな小悪魔に仕上がっている。
やまと SIF Piaキャロットへようこそ!! G.O. 木ノ下留美 デビルタイプ【2月予約】

　ウエストニッパーみたいな感じの上着が、オッパイを格別に引き立ててくれているね。メイド服を脱がせて下着姿にできるみたいだけど、もしかして、さらに脱がすことができるのかしら？　だとうれしいね。
　「Piaキャロットへようこそ!! G.O./木ノ下留美 デビルタイプ」の画像は、あみあみとHOBBY STOCKで公開されている。

⇒Piaキャロットへようこそ!! G.O./木ノ下留美 デビルタイプ（あみあみ）
⇒Piaキャロットへようこそ!! G.O./木ノ下留美 デビルタイプ（HOBBY STOCK）
　
　匂い立つような肌の色合いも、メイド服の色と髪の毛の色とのコントラストも凄くいいね。以前、メイドバージョンもあったみたいだけど、オッパイに関して今回のデビルタイプの方が格段にいい。
　ただ、個人的な趣味としては、下着の色はもう少し違う色の方がよかったなあ。チョコレート色じゃなくて、正統派の黒の下着姿を見たかったねえ。そっちの方が似合うんじゃないかと思うんだけど、気のせい？

　東京はあいにくの雨。外に出るには億劫な天気だが、オタクライフに関係はない。今年も残すところあと２カ月を切ったが、2007年発売分のエロ漫画・巨乳フェチベスト10を出してみた。まだこれからの発売も控えているので十分に順位の変動があるが、現時点ではこの順位。

●１位　ちゃたろー『リトル・マイ・メイド』
●２位　牧部かたる『ゼンラブカツ』
●３位　にしまきとおる『Scarlet Desire（１）』
●４位　真海『SWEET JＡM』
●５位　ＤＩＳＴＡＮＣＥ『しちゃう？』
●６位　笹川ハヤシ『処女通信』
●７位　吉村竜巻『モチハダ』
●８位　みつや『萌乳』
●９位　ぼっしぃ『水着彼女』
●10位　ますだ犬『強制悩殺 おっパイ蹂躙』

　選定＆評価の基準は、姉妹サイト「エロ漫画/批評」と同じく、巨乳へのフェチ具合だ。すなわちオッパイに対して、吸う、揉む、つまむ、パイズリするという具体的な愛撫／プレイがあるかどうか。それが局所的ではなく全体的なものかどうか、オッパイへの執念があるのか、根底に「常にオッパイに触れたい」という巨乳への欲望が流れているか。巨乳へのリビドーが具体的な形として感じられるかどうか、が重要なポイントだ。
　現在、１位につけているエロ漫画は、ちゃたろー『リトル・マイ・メイド』。
　姉妹サイトでもいずれ印象批評をするつもりだけれど、とにかくオッパイへの視線がいい。いついかなる時でも、ほとんど乳首をくりくりするか、乳房をまさぐっている。前戯だろうと、挿入中だろうと変わらない。常に乳房に触れているので、それが前期中なのか挿入中なのかがわからなくなるほどだ。このフェチっぷり、乳房への執念は評価せざるを得まい。
　２位は、牧部かたる『ゼンラブカツ』。
　乳房をエロくいじるための舞台設定といい、場面設定といい、その工夫が秀逸。乳房への執念、リビドーを感じることができる。この作品を取り上げなければ、オッパイ星人として罰が当たる。
　３位は、にしまきとおる『Scarlet Desire（１）』。
　豊満な乳房に対する視線の熱さが、とにかくすばらしい。乳吸いや乳揉みに当てている頁数をカウントしていくと、その奥に爆乳への欲望、リビドーの深さが現れてくる。にしまきとおる氏の爆乳に対する深い愛と深い欲望とが滲み出てくる。
　後半の順位の中では、吉村竜巻『モチハダ』と、みつや『萌乳』、ぼっしぃ『水着彼女』も挙げたい。３人とも今年初単行本だが、巨乳への欲望がよく現れている。今年も豊作と言っていいだろう。

　名のある同人師たちを集めて、「巨乳、搾乳、人妻」をテーマに競作させたアンソロジー的同人誌『真髄』シリーズの２作目。
　『真髄vol.1』は、みたくるみ氏とえびふらい氏の搾乳に尽きる、搾乳の巻であったが、『真髄vol.2』もまた、搾乳がいい。ただ、搾乳だけでなく、搾乳とパイズリと乳責めがいいのが特徴だ。
　旭「姉の必殺技ｐａｒｔ１」の、吸い伸ばされたオッパイとパイズリ。Mr.RED-RUN「牛乳」の搾乳。BENNY'S「ママチュ」の、執拗な乳首責め。ｃｌｏｖｅｒ氏の、ラスト搾乳３カット。どれも、『真髄vol.2』の巨乳フェチ度の高さを示している。
　特に『真髄vol.』の中で秀逸だったのが、こんもり「ｍｉｌｋｙ　ｂｒｅａｋ」の搾乳とパイズリ。吸われて感じ、乳首を責められて感じ、また、吸われて感じる。その間、歓喜の印とばかりにミルクが溢れ出る。そしてつづくパイズリが、その挟み具合、乳首でのいじめ具合、咥え具合、馬乗りパイズリでの乳房のボリューム感、その挟み具合、女の子が自ら乳房を揺さぶってしごく感じが、実にエロティックに、４ページ16カットにわたって描かれているのだ。『真髄vol.2』の真髄は、ここに極まれり、である。
　『真髄vol.1』も『真髄vol.2』も、どちらを買っても損はない。どちらを買えばいいのか迷っているオッパイ星人にはあえて言おう。乳は双つある。両方、『真髄』を買えばよいではないか。片方の乳だけを揉むことほど、もったいないことはないのだから。

⇒とらのあな「真髄vol.2」通販

【 関連記事 】
⇒『真髄vol.1』
⇒『真髄vol.3』
⇒『真髄vol.4』

【 ＣＭ 】
⇒エロ漫画/批評サイトでオッパイ星人のためのエロ漫画を100冊以上レビュー中

　正直、警戒していた。
　とらのあな池袋店で『真髄vol.1』を手にとったとき、マイナスの要因とプラスの要因を考えていた。豪華なメンバーを集めるだけ集めて中身は充実せずということは、よくある話だからだ。果たして、この『真髄vol.1』は、ちゃんとオッパイフェチしてくれているのかどうか。オッパイフェチなのはサンプルに挙がっている画像だけで、あとは全然オッパイフェチじゃないという危険な代物なのか。
　悩んだ自分が馬鹿だったね。
　『真髄vol.1』は、もろ、オッパイフェチ。思い切りオッパイフェチです。これがオッパイフェチの真髄だと、言わんばかりのこだわりっぷり。とらのあなからのオーダーは、「巨乳、搾乳、人妻のいずれかをネタに」ということだったらしいが、『真髄vol.1』の内容なら、オッパイ星人は後悔せんわ。
　『真髄vol.1』の内容は、イラストが３点。漫画短編が８本。これで1050円はかなりお買い得だ。特に『真髄vol.1』の中でよかったのが、みたくるみ「おっぱいなんて大ッ嫌い！」とえびふらい「ミルクはいかが？」。双方搾乳ネタだが、揉みっぷりはみたくるみ「おっぱいなんて大ッ嫌い！」がいい。このサンプル画像で購入を決意したのだ。思いっきり両手で揉み搾ったり、パイズリしたりしながら、搾乳器でしっかりミルクを搾ってくれている。
　『真髄vol.1』の中で、まさに真髄！　と叫びたくなったのが、えびふらい「ミルクはいかが？」。これを読まずしてオッパイ星人と母乳星人は語れんね。眼鏡の義姉さんの巨乳を搾るそのポジショニングといい、その搾り具合といい、搾られて感じた表情といい、感じたときのしぐさといい、すべてがすばらしい。
　すばらしいのはそれだけにとどまらない。５頁連続で背後からオッパイを搾りまくったあと、正常位での挿入となっていったん、搾乳は途絶える。しかし、後背位にまわるや否や、主人公は再びオッパイを搾りはじめるのだ。バックからピストンで突きあげながらの搾乳！
　作品の中に深く埋め込まれた乳的欲動、折り込まれた再起動機能つきの巨乳エロティシズム。12頁中７頁も搾乳するという徹底ぶりが、まさに「真髄」。オッパイ精神の真髄、乳搾りの真髄。『真髄vol.1』の中で、最も真髄を表わした真髄だったね。買った人は、どの漫画で抜けばいいのか、迷うのではなかろうか。
　個人的には、えびふらい氏には、搾乳だけでひたすら同人誌なり商業誌なり描いてほしいなあと願う次第。えびふらい氏の搾乳ばかりの漫画、是非とも見てみたい。

⇒とらのあな「真髄vol.1」通販

　長髪の戦闘美少女といえば、『一騎当千』の関羽雲長。いろんなメーカーから何体もエロフィギュアとリリースされているけれど、グリフォン・エンタープライズからま新たに関羽雲長のエロフィギュアが発売されることになった。予定は12月だという。　
一騎当千 関羽雲長 -LTD DXver.- 完成品フィギュア グリフォンエンタープライズ版

　今まで何度もきわどい姿を見せてきた彼女だけれど、とうとう「チラリ」じゃなくて、「もろチラ」をやってしまった。もろに乳首をチラリと見せちゃったって意味ね。画像は、あみあみで公開されている。

⇒一騎当千/関羽雲長LTD DXVer（あみあみ）

　オッパイ的には全然いいね。いわゆるおまんじゅう型のとってもきれいなオッパイをしている。乳首の感じもいい。斜め前から見たヒップ回りとウエストがいいね。個人的には、前髪にもう少し表情があった方がエロさが引き立つかもしれないなあ、という印象。明るい表情よりは、少し悔しがっている表情の方がそそるのではなかろうか。
　なお、衣装については透けバージョンとダメージ破れバージョンがある。　

　締め切りが２つ重なってヒイヒイ喘いでいる鏡です。
　かわいそうと思った爆乳美人の方。是非とも家に押しかけて、その谷間で仕事の邪魔をしましょう。きっと仕事に精を出してくれるに違いありません。いや、出すのは仕事ではなくて谷間か（笑）。
　さて。
　本家サイト「Heaven's Mirror」から離脱する形で、エロ漫画批評サイトを立ち上げてみました。
　名前はそのまま「エロ漫画/批評」。
　少しはひねれ。
　やだ。
　ストレートがいい。
　というわけで、本家サイトからエロ漫画部分をごっそり抜き出して移管しただけ、というありさまですが、とりあえず新規オープン。いずれ鏡的ランキングなども充実させるつもりです。　

　東鉄神と書いて、「あずま・てっしん」と読む。『桃色保健室』で東鉄神氏が見せてくれた、巨乳への性的フェティシズムを我々は忘れてはいない。その東鉄神氏の、初コンビニ連載『もとかの（１）』を読んだ。
　いいね！
　凄くいい！
　お話も、乳フェチ具合も、非常にいい。2006年に発売されていながら１年間も気づかなかったとは、オッパイ星人として迂闊なことよ。
　もちろん、コンビニ誌という制約上、セックスの進行は前戯から本番、絶頂へと向かってさらりさらりと流れてしまうので、通常のエロ漫画のようにひたすら乳をいたぶりまくる、なんて芸当はできないのだけれど、ほぼ毎回、乳への愛撫がある。具体的には、オッパイを揉みしだくか、乳首をいじめるか、オッパイを吸うか、パイズリするかしているのだ。毎回８頁ほどしかとれないエッチシーンの中で、必ず乳への責めやパイズリを入れるというのは、並大抵のことではない。この乳への根性は、いくら褒めても褒めすぎることはない。
　しかも、乳吸い好きな東鉄神氏のこと、オッパイを吸うシーンとなれば、１カット描いて済ますなんてことはない。３カット連続で描いて、スイマーたちの股間をきっちり捉えてくれるのだ。
　東鉄神『もとかの（１）』は、確かにコンビニ誌らしくエッチシーンはライト＆軽快な構成だけれど、その中でも決して巨乳へのフェティシズムを忘れないその乳への態度は、まさに巨乳愛。まさにオッパイ星人の鑑。すばらしい！　オッパイ星人は、心をこめて東鉄神『もとかの（１）』に敬礼せねばなるまい。
もとかの（1）

　１年前のエロ漫画。天野英美『誘惑妻』。
　凄くよかったね。
　乳輪がぷっくりと隆起して、乳首が長めの特徴的なオッパイ。大きさにして最低Ｇカップ以上のふくらみ。いわゆる萌え系の絵柄ではないけれど、その特質を活かして、年上女性とのセックスに焦点を絞ってある。
　なんといってもオッパイ星人にとってうれしいのが、『誘惑妻』がパイズリにこだわっていること。『誘惑妻』には短編が９本おさめられているけれど、そのうち６本でパイズリがある。最大で３ページ。最低でも１ページ。おまけに結構ねちっこい。読んでいて凄く印象に残ったね。
　ピストンしながら乳揉みをしたりオッパイを吸ったりしているのも、オッパイ星人的には花丸。天野英美氏が結構気合を入れてオッパイにこだわってくれている。最近、１年ぶりの新刊が出たみたいなので、凄く楽しみです。
誘惑妻


【 関連記事 】
エロ漫画｜批評・『誘惑妻』天野英美

　高岡基文氏の新刊、『Dog walker』。
　『Dog walker』のヒロインは、陰陽巫女・三条鳴美。つまり、退魔巫女。
　鳴美がオッパイが敏感で、責められるだけでイクという設定になっているのが凄くよかったね。乳首を思い切りキリキリされたり、オッパイを揺さぶられたりしてイッている。『Dog walker』中では、一番の巨乳ヒロインだと思う。
　『Dog walker』の中では、触手を使ってオッパイをいじめながら馬乗りパイズリしているのが凄くよかった。触手プレイはあまりオッパイ星人にはウケがよくないのだけれど、こういう、人も触手もともに乳房を嬲ろうとする、乳房をいじって感じさせようとするのだと受け入れやすいんじゃないだろうか。
　触手が苦手な人は、触手がペニスの複数形だからだと思う。１本しかないペニスが複数化したもの、それが触手だから、オッパイ星人は忌避するのだと思うけれど、２本ある腕のさらなる複数形としての触手なら、もっと可能性は出てくるんじゃなかろうか。その意味で、高岡基文『Dog walker』はオッパイ星人にとっての触手の可能性を示してくれた一冊だった。
Dogwalker

　11月発売のエロ漫画。
　ゆきやなぎ氏の新作、『しかって！双子姉妹』。
　後半に収録されている、表題作の「しかって！双子姉妹」シリーズが凄くよかったね。
　ヒロインは、積極的なボイン・ユミと物静かな眼鏡っ娘マミの双子。でも、オッパイ星人的には、二人の母親・久美子ママがいい。一番巨乳で、エロイ乳をしている。一番ねちっこくオッパイを吸われているし、揉みまくられている。『しかって！双子姉妹』の中では一番巨乳フェチが高い。
　久美子ママに比べると、ユミやマミの乳責めは頻度も責め具合もちょっと控えめ。それでも久美子ママがいれば十分。ゆきやなぎ氏は、やはり人妻やママを描かせると映えるなあ、と改めて実感。
しかって！双子姉妹


【 関連記事 】
⇒ゆきやなぎ『ミルクママ』、乳吸いの頂点
⇒ゆきやなぎ『恋のいろは、乱れつなみ』～巨乳同人誌～

　10月発売のエロ漫画。
　辺ヒロユキの新刊、『絶頂汁』。
　まあるくムチッと張ったオッパイが特徴的。ＡＶ女優・舞岡結希のオッパイに近い。その形のオッパイにこだわって描いている。
　『絶頂汁』には、匂うような、むせ返るようなフェチは、残念ながらない。軽度の乳フェチ作品。五つ星で表現するなら、三つ星程度。
　乳への愛撫は、あくまでもソフトが基本。手のひらでやさしく包んでみたり、撫でるように揉んでみたり。あまりわしづかみというプレイはないし、乳が激しくたわむという描写もない。まあるいお碗型の形を保ったまま、乳房は揉まれている。
　『絶頂汁』の中で、吸うシーンは１度ほどしかなかった。激しい乳揉みや乳吸いを期待せず、まあるい形のいいフォルムを鑑賞しようとして買うのがベター。
絶頂汁