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乳之書
エロフィギュアよ、エロ漫画よ! 日本で一番パイズリを書いている巨乳作家・鏡裕之の官能文化論。
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根源のない小説
 『世界の中心で、愛をさけぶ』の物語的な素朴さは、敢えて問うまい。
 恋愛に陥る二人が同じクラスで同じ学級委員という都合のいい設定、二人が『ロミオとジュリエット』の主役とヒロインを演じるという棚ぼた的流れ、彼女に横恋慕する連中から襲撃を受けるというよくある事件、島で二人きりになるという少年マンガ的な赤面のイベント。オーストラリア、アボリジニ、竹取物語という通俗的な固有名詞が物語に使用されるという通俗性。
 その物語的インデックスから伝わってくるのは、文学的な小説から新奇性が消えてしまったという事実である。
 すべては知っていること。
 どこかで経験してしまったこと。
 デジャヴーというのではなく、すでに知ってしまっているという飽和。どこかで読んだこともあるし見たこともあるし別に驚きもしないという、新奇性の不在。
 それが、文学的な小説の終焉を改めて示しているように思えた。
 小説(novel)と新奇性(novelty)とは、根源的な関係がある。文学の表現形式としての小説(novel)は、中世イタリア語のnovella「新しいこと」が語源である。明治時代には、小説はニュース的なものとして読まれていたこともあるそうで、小説が新奇性の存在としてあったという証拠になっている。フローベールの『ボヴァリー夫人』のように、小説はセンセーションを巻き起こせるほどニュース性のあるものだったのだ。
 だが、エンターテインメントの発達とともに、本来小説が持っていた新奇性は失われてしまった。novelからnovetlyもnovellaもなくなったわけで、それを小説の終焉という決して新奇性のない言葉で片づけてもばちはあたるまい。それが、きっと今の文学の現状なのだろうから。
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