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いまさらながらの話である。
大谷昭宏という通俗的な「ジャーナリスト」が、2004年11月23日掲載の日刊スポーツ・大阪エリア版で《対話も感情もない「萌え」のむなしさ》というコラムを書いている。昨年ブログを賑わせた話なので、知っている人もいるだろう。
大谷昭宏が触れているのは、奈良女児誘拐殺人事件のことだ。
ジャーナリスト氏は、生身の女ではなくパソコンゲームのヒロインとだけ仮想恋愛する「萌え」という現象を取り上げ、犯人は被害女児を、生身の女の子としてではなくフィギュアとして扱った、いわばフィギュア化したのだと断言している。そして、生身の人間と接触しようとする人間的な対話もなく、無機質さばかりしか感じられないと嘆いている。
世間を賑わす凶悪犯罪が起きた時、論者自身が不愉快と思う流行現象をやり玉に挙げて批判するという、実に共同体的な、つまり非常に凡庸な手法があるが、大谷昭宏は老齢にしてそれを見事にやってのけたわけだ。中学生の作文としてはなかなかよく出来ている。
萌えが決してパソコンゲームのヒロインにのみ向けられたものではなく、アニメもコミックも対象にしているという定義上の問題や、フィギュアに夢中な人間は恐らく生の人間に興味を持つまいなどという問題は、わざわざ口にする必要もあるまい。ジャーナリストらしからぬ不勉強ぶりも、指摘する意味もあるまい。
性的な快楽が絡んだ殺人には、残忍な妄想がある。生身であれ二次元であれ、イメージの中で好きな女の子にエッチなことをするというのが普通の妄想だとすれば、女の子を殴り、命乞いをさせ、切り刻み、切断するというのが快楽殺人者の妄想である。
そのどこかに、オタク的世界とのつながりがあるだろうか?
性的快楽殺人者ならフィギュアを切り刻み、切断するかもしれないが、フィギュア愛好者は決してそのようなことはすまい。フィギュア愛好者なら、傷ひとつつけまいと気をつけるだろうし、埃からもフィギュアを守ろうとするだろう。
もしオタク生活をしているから性犯罪者になったのだとすれば、女の子たちを輪姦したサッカー部員たちは、サッカーをしていたからレイプ犯になったのだろうか。
そうではあるまい。
オタク的な趣味や妄想は、性的快楽殺人とは無関係なものである。ただ、それを個人個人が気持ちいいと感じるか好ましいと感じるかの違いだけだ。
あれだけ話題になった『FBI心理分析官』を読んでいれば、こんなことぐらい気づいてもよさそうなものだが、犯人のプロファイリングを試みているわりには、ジャーナリスト氏は知らなかったらしい。だが、知っていたとしても、果たして指摘したかどうか。
大谷昭宏は、徹底して通俗的である。そして、徹底して「ジャーナリスト」である。つまり、共同体の凡庸な代弁者であるということだ。
ブラウン管に出ているということ、そこでコメンテーターを務めているということは、共同体の外ではなく、共同体内部に位置しているということである。
真実はたいてい共同体の外側にある。だが、ジャーナリスト氏は共同体の内側にいる。つまり、真実の側にはいないわけだ。
ジャーナリスト氏は、真実の味方ではない。「正義=共同体」の味方である。それはすなわち、ジャーナリスト氏が共同体内部に取り込まれているということ、フィギュアに引き寄せて言えば、共同体の傀儡であるということを意味する。(共同体的な見解を求められるブラウン管の世界では、批判的精神は苦情とともに排斥される)。
幼児を対象にした凶悪事件が起きた時、主婦層に代表される世間一般の人が懐くイメージは、ロリコンであり、その延長線にあると大衆が思い込んでいるパソコンゲームやフィギュアだろう。理解できないもの、理解したくない不快なものは、共同体にとって批判されるべき対象なのだ。共同体とは、パブリックエネミーを生贄として安定の円環を閉じつづける存在だからである。
そして、共同体の期待通り、大谷昭宏は共同体が懐く不安を中学生の作文にしてみせた──期待通りの通俗的な、凡庸な方法で。(大学生の作文にすると、論理的になるが大勢が理解しづらくなる)。だからこそ大谷昭宏は「ジャーナリスト」なのであり、だからこそブラウン管の世界にいるのであり、だからこそ通俗的コメンテーターとして諧謔と批判の対象に値するのである。理解できないものが批判されるように、ブラウン管の中の住人もまた、生身のないキャラクターとして諧謔と批判の対象となるのだ。
「報道する側も無機質なフィギュアになったようなむなしさばかりが襲ってくる」と大谷昭宏は締めくくっている。むなしさに襲われているわりには元気だったようで、オタク側からの質問状に逆ギレしてしまったらしい。まだまだブラウン管の人として修行が足りんようである。ぶざまついでに、ご自分が、誰も購入したいと思わない老人のフィギュアとなって朽ち果ててはいかがなものか。あの世で黒田清氏に詫びるのもよかろう。
大谷昭宏という通俗的な「ジャーナリスト」が、2004年11月23日掲載の日刊スポーツ・大阪エリア版で《対話も感情もない「萌え」のむなしさ》というコラムを書いている。昨年ブログを賑わせた話なので、知っている人もいるだろう。
大谷昭宏が触れているのは、奈良女児誘拐殺人事件のことだ。
ジャーナリスト氏は、生身の女ではなくパソコンゲームのヒロインとだけ仮想恋愛する「萌え」という現象を取り上げ、犯人は被害女児を、生身の女の子としてではなくフィギュアとして扱った、いわばフィギュア化したのだと断言している。そして、生身の人間と接触しようとする人間的な対話もなく、無機質さばかりしか感じられないと嘆いている。
世間を賑わす凶悪犯罪が起きた時、論者自身が不愉快と思う流行現象をやり玉に挙げて批判するという、実に共同体的な、つまり非常に凡庸な手法があるが、大谷昭宏は老齢にしてそれを見事にやってのけたわけだ。中学生の作文としてはなかなかよく出来ている。
萌えが決してパソコンゲームのヒロインにのみ向けられたものではなく、アニメもコミックも対象にしているという定義上の問題や、フィギュアに夢中な人間は恐らく生の人間に興味を持つまいなどという問題は、わざわざ口にする必要もあるまい。ジャーナリストらしからぬ不勉強ぶりも、指摘する意味もあるまい。
性的な快楽が絡んだ殺人には、残忍な妄想がある。生身であれ二次元であれ、イメージの中で好きな女の子にエッチなことをするというのが普通の妄想だとすれば、女の子を殴り、命乞いをさせ、切り刻み、切断するというのが快楽殺人者の妄想である。
そのどこかに、オタク的世界とのつながりがあるだろうか?
性的快楽殺人者ならフィギュアを切り刻み、切断するかもしれないが、フィギュア愛好者は決してそのようなことはすまい。フィギュア愛好者なら、傷ひとつつけまいと気をつけるだろうし、埃からもフィギュアを守ろうとするだろう。
もしオタク生活をしているから性犯罪者になったのだとすれば、女の子たちを輪姦したサッカー部員たちは、サッカーをしていたからレイプ犯になったのだろうか。
そうではあるまい。
オタク的な趣味や妄想は、性的快楽殺人とは無関係なものである。ただ、それを個人個人が気持ちいいと感じるか好ましいと感じるかの違いだけだ。
あれだけ話題になった『FBI心理分析官』を読んでいれば、こんなことぐらい気づいてもよさそうなものだが、犯人のプロファイリングを試みているわりには、ジャーナリスト氏は知らなかったらしい。だが、知っていたとしても、果たして指摘したかどうか。
大谷昭宏は、徹底して通俗的である。そして、徹底して「ジャーナリスト」である。つまり、共同体の凡庸な代弁者であるということだ。
ブラウン管に出ているということ、そこでコメンテーターを務めているということは、共同体の外ではなく、共同体内部に位置しているということである。
真実はたいてい共同体の外側にある。だが、ジャーナリスト氏は共同体の内側にいる。つまり、真実の側にはいないわけだ。
ジャーナリスト氏は、真実の味方ではない。「正義=共同体」の味方である。それはすなわち、ジャーナリスト氏が共同体内部に取り込まれているということ、フィギュアに引き寄せて言えば、共同体の傀儡であるということを意味する。(共同体的な見解を求められるブラウン管の世界では、批判的精神は苦情とともに排斥される)。
幼児を対象にした凶悪事件が起きた時、主婦層に代表される世間一般の人が懐くイメージは、ロリコンであり、その延長線にあると大衆が思い込んでいるパソコンゲームやフィギュアだろう。理解できないもの、理解したくない不快なものは、共同体にとって批判されるべき対象なのだ。共同体とは、パブリックエネミーを生贄として安定の円環を閉じつづける存在だからである。
そして、共同体の期待通り、大谷昭宏は共同体が懐く不安を中学生の作文にしてみせた──期待通りの通俗的な、凡庸な方法で。(大学生の作文にすると、論理的になるが大勢が理解しづらくなる)。だからこそ大谷昭宏は「ジャーナリスト」なのであり、だからこそブラウン管の世界にいるのであり、だからこそ通俗的コメンテーターとして諧謔と批判の対象に値するのである。理解できないものが批判されるように、ブラウン管の中の住人もまた、生身のないキャラクターとして諧謔と批判の対象となるのだ。
「報道する側も無機質なフィギュアになったようなむなしさばかりが襲ってくる」と大谷昭宏は締めくくっている。むなしさに襲われているわりには元気だったようで、オタク側からの質問状に逆ギレしてしまったらしい。まだまだブラウン管の人として修行が足りんようである。ぶざまついでに、ご自分が、誰も購入したいと思わない老人のフィギュアとなって朽ち果ててはいかがなものか。あの世で黒田清氏に詫びるのもよかろう。
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COMMENT
今晩は、飛鳥です。
続けてコメントさせていただきます。
この方は、恐らく純粋真っ直ぐ君なのでしょうね。自分でこうと決め付けてしまったことには、一切の修正をすることもできず否定されればそれを全力で自分のほうが正しいと主張し続ける方なのでしょう。
コメントの其処彼処から伺える、決め付けの文章からもそういった彼の考え方が良くわかります。
私たちが普段萌えている事柄と、例えば飼い犬や飼い猫、花や木に季節の移り変わりに芸術品や美術品にどれほど大きな違いがあるのでしょう。
私も犬を飼っています。今彼は家族同然です。親や兄弟と同じ位愛していますし、死んだら間違いなく号泣するでしょう。
私は、ホラー映画大好きです。スプラッタものも、サイコホラーもです。漫画もアニメもパソゲーやエロゲーはもちろん、AVも観るし巨乳の女性やお尻の大きな娘やめがねっ娘に獣耳に巫女さんメイドさんも大好きですし、もちろん萌えという感情も恐らく理解してるでしょう。
こんな風に、萌えを知る私でも、世間一般で言うところの感情は持ち合わせていますし、今回の事件は異常だと思う心も持ち合わせています。
しかしながら、このジャーナリストのコメントからは非常に偏ったものの見方しか窺い知ることができない上に、ある種魔女裁判的なニュアンスとしか受け取れない、私たちへの冒涜としか思えないようなコメントの数々がされており、正直あまりの決め付け的な内容に吐き気を覚えました。
ジャーナリストとしてコメントできる場があり、実際に不特定多数の人がそれを見るのがわかっているなら、なぜもっと視野を大きくもてないのだろうか?プロとしての自覚をこの人は持っているのだろうか?オタクの思考を理解もできていないのに、あんなにも決め付けて勝手に分析し、それが正しいといわんばかりにコメントしているのだろうか?
私は、よほどこういう人のほうが理解に苦しみます。
そして何故か、こういう人の意見に感銘(?)を受けて同様かそれ以上に騒ぎ立てる人がいることに、戸惑いとともに悲しみを覚えます。
それほど世間一般の認識内にある、いわゆる『オタク』として認知されている内容は異常なのでしょうか?
子供の頃アニメが嫌いな子供が、どれほどいたのでしょう。それが大人といわれる年齢になったとたん異常といわれるのはどうしてなんでしょう。
『リング』や『学校の怪談』に『エイリアン』なんかは、話のネタにしても問題ないのに『ゾンビ』や『死霊のえじき』(ちょっと古いかな)や『悪魔のいけにえ』(これも古いな~)をするとちょっと引かれてしまうのでしょう。
36歳の自分が、「加藤ローサ」かわいいとか、アイフルの「安田美沙子」やミスタードーナツの「相武沙季」の話をすると若い子には何でそんなに詳しいのといわれ、年上の人にはそろそろ大人になれなんて言われなきゃいかんのでしょう。
価値観なんて人によって違うのに、どうして少しでも理解できない考え方をする人を否定するのでしょう。
ジャーナリズムが勝手に決め付けた世間一般の常識が、私たちにつまんない弊害や中傷を引き起こしているのは本当に悲しいことです。
続けてコメントさせていただきます。
この方は、恐らく純粋真っ直ぐ君なのでしょうね。自分でこうと決め付けてしまったことには、一切の修正をすることもできず否定されればそれを全力で自分のほうが正しいと主張し続ける方なのでしょう。
コメントの其処彼処から伺える、決め付けの文章からもそういった彼の考え方が良くわかります。
私たちが普段萌えている事柄と、例えば飼い犬や飼い猫、花や木に季節の移り変わりに芸術品や美術品にどれほど大きな違いがあるのでしょう。
私も犬を飼っています。今彼は家族同然です。親や兄弟と同じ位愛していますし、死んだら間違いなく号泣するでしょう。
私は、ホラー映画大好きです。スプラッタものも、サイコホラーもです。漫画もアニメもパソゲーやエロゲーはもちろん、AVも観るし巨乳の女性やお尻の大きな娘やめがねっ娘に獣耳に巫女さんメイドさんも大好きですし、もちろん萌えという感情も恐らく理解してるでしょう。
こんな風に、萌えを知る私でも、世間一般で言うところの感情は持ち合わせていますし、今回の事件は異常だと思う心も持ち合わせています。
しかしながら、このジャーナリストのコメントからは非常に偏ったものの見方しか窺い知ることができない上に、ある種魔女裁判的なニュアンスとしか受け取れない、私たちへの冒涜としか思えないようなコメントの数々がされており、正直あまりの決め付け的な内容に吐き気を覚えました。
ジャーナリストとしてコメントできる場があり、実際に不特定多数の人がそれを見るのがわかっているなら、なぜもっと視野を大きくもてないのだろうか?プロとしての自覚をこの人は持っているのだろうか?オタクの思考を理解もできていないのに、あんなにも決め付けて勝手に分析し、それが正しいといわんばかりにコメントしているのだろうか?
私は、よほどこういう人のほうが理解に苦しみます。
そして何故か、こういう人の意見に感銘(?)を受けて同様かそれ以上に騒ぎ立てる人がいることに、戸惑いとともに悲しみを覚えます。
それほど世間一般の認識内にある、いわゆる『オタク』として認知されている内容は異常なのでしょうか?
子供の頃アニメが嫌いな子供が、どれほどいたのでしょう。それが大人といわれる年齢になったとたん異常といわれるのはどうしてなんでしょう。
『リング』や『学校の怪談』に『エイリアン』なんかは、話のネタにしても問題ないのに『ゾンビ』や『死霊のえじき』(ちょっと古いかな)や『悪魔のいけにえ』(これも古いな~)をするとちょっと引かれてしまうのでしょう。
36歳の自分が、「加藤ローサ」かわいいとか、アイフルの「安田美沙子」やミスタードーナツの「相武沙季」の話をすると若い子には何でそんなに詳しいのといわれ、年上の人にはそろそろ大人になれなんて言われなきゃいかんのでしょう。
価値観なんて人によって違うのに、どうして少しでも理解できない考え方をする人を否定するのでしょう。
ジャーナリズムが勝手に決め付けた世間一般の常識が、私たちにつまんない弊害や中傷を引き起こしているのは本当に悲しいことです。
鏡@管理人 | URL | 2005-01-13-Thu 09:26 [EDIT]
魔女裁判的というのは言いえて妙だね。
本来、「おぞましい」ことと「社会の悪」というのは別物なのよ。
けど、あのじいさんはね、「おぞましい」ということと「社会の悪」というのとを取り違えている。自分が「おぞましい」と思ったことは「社会の悪」である、と思っている。正義の味方じゃなくて、正義の老人なわけ。
「疑わしきは罰せず」という有名な言葉があるけど、あのじいさんにとってみれば「おぞましきは罰すべし」なのよ。
オタクというのは、産めよ増やせよ国家を強くせよ、という近代国家システムから逸脱しとるんです。
「人間的成長⇒恋愛⇒結婚⇒子供の教育⇒後の社会へ人的資源を提供&貢献」という流れが、近代国家が構成員に期待する役割であり、それが「健全」ということならば、オタクは役割を拒絶しとるように見えるわけです。
二次元ヒロインに萌えてもフィギュアを集めても、後々の社会にとって貴重な人的資源(子供)が生まれるわけでもない。おまけに日々の労働は、社会のためというより趣味のためにしか見えない(事実、給料のほとんどを趣味につぎ込む人が多い)。
国家からすれば、オタクは、ある意味反社会的です。健全の反対です。それは、権力側からは、病的というラベルを張られてしまうでしょう。それが犯罪の領域に近づけば「異常」という名前に変わるだけの話です。
国家が期待するシステムに乗らず、ひたすら趣味のための過剰な消費をつづけるオタクは、どっぷりと体制側につかっとる人間にはおぞましく見えるでしょう。ニートが悪いイメージをもたれつつあるのも、同じ理由です。就労年齢に到達しているのに働かず、近代国家運営の一翼を担おうとしないからです。そういうのは不健全であり、病的とラベリングされるのです。
テレビのコメンテーターというのは、真実を伝える人でも、人々の誤解を解く人でもなくなっちゃってるのよね。
むしろ、人々が誤解して持っているイメージを代弁してやる人、権力にすり寄る人です。コメンテーターとはそういう仕事です。本気で真実の側につき、体制批判をくり返していたら、苦情が殺到して下ろされるでしょう──かつてのやすしのように。
本来、「おぞましい」ことと「社会の悪」というのは別物なのよ。
けど、あのじいさんはね、「おぞましい」ということと「社会の悪」というのとを取り違えている。自分が「おぞましい」と思ったことは「社会の悪」である、と思っている。正義の味方じゃなくて、正義の老人なわけ。
「疑わしきは罰せず」という有名な言葉があるけど、あのじいさんにとってみれば「おぞましきは罰すべし」なのよ。
オタクというのは、産めよ増やせよ国家を強くせよ、という近代国家システムから逸脱しとるんです。
「人間的成長⇒恋愛⇒結婚⇒子供の教育⇒後の社会へ人的資源を提供&貢献」という流れが、近代国家が構成員に期待する役割であり、それが「健全」ということならば、オタクは役割を拒絶しとるように見えるわけです。
二次元ヒロインに萌えてもフィギュアを集めても、後々の社会にとって貴重な人的資源(子供)が生まれるわけでもない。おまけに日々の労働は、社会のためというより趣味のためにしか見えない(事実、給料のほとんどを趣味につぎ込む人が多い)。
国家からすれば、オタクは、ある意味反社会的です。健全の反対です。それは、権力側からは、病的というラベルを張られてしまうでしょう。それが犯罪の領域に近づけば「異常」という名前に変わるだけの話です。
国家が期待するシステムに乗らず、ひたすら趣味のための過剰な消費をつづけるオタクは、どっぷりと体制側につかっとる人間にはおぞましく見えるでしょう。ニートが悪いイメージをもたれつつあるのも、同じ理由です。就労年齢に到達しているのに働かず、近代国家運営の一翼を担おうとしないからです。そういうのは不健全であり、病的とラベリングされるのです。
テレビのコメンテーターというのは、真実を伝える人でも、人々の誤解を解く人でもなくなっちゃってるのよね。
むしろ、人々が誤解して持っているイメージを代弁してやる人、権力にすり寄る人です。コメンテーターとはそういう仕事です。本気で真実の側につき、体制批判をくり返していたら、苦情が殺到して下ろされるでしょう──かつてのやすしのように。
管理人のみ閲覧できます
| | 2005-01-15-Sat 20:29 [EDIT]
| | 2005-01-15-Sat 20:29 [EDIT]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
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