昨日の日本－サウジアラビアの内容については満足できるものではなかったけれど、「こういうこともある。ラッキーだったチームの方が決勝に進んだ。内容は悪くなかった」とするオシム監督の言葉を「負け惜しみ」と表現する日本のメディアの馬鹿っぷりは、もうお遊戯にもならないね。読んだ瞬間予選落ちとわかる投稿小説よりさらにひどい。「負け惜しみ」って、同じ台詞をジーコ相手には言えなかったけど、オシム監督には言えるんだ。ふ～ん。
　昨日の敗戦で一番自信を打ち砕かれてショックを味わっているのは、選手たちである。オシム監督は、選手をかばったのだ。負けてショックを味わっているときに追い打ちをかける愚を犯さず、敢えて選手たちを褒め、かばったのだ。
　たぶんそのことはわかっているはずなのに――以前、そのようなことを書き記した記事もネットにあった――敢えて人を惹きつけるために「負け惜しみ」と表現する日本のマスコミには、今の日本の政治や年金以上に期待できんよね。
　一番人間の世界で嫌われるのは、強い者にはへこへこし、弱い者には強い顔をする連中だけれども、今のマスコミがまさにその通り。日本で一番卑怯で一番醜いものは？　と聞かれれば、マスコミと答えるのがたぶん正解なのだろう。

今、マスコミの対応によりホンマモンのナショナリズムが形成されているのが、今の状態ですからねぇ。
マスメディアが公開しない情報で、自虐史観に染まっていたのがネットで事実（とされていること）を知って反発を深めている、と。
嫌韓とかいうムーブメントがあったりしますし。

　嫌韓は日本固有のムーブメントではなく、世界的には共有されているものだそうです。日韓ワールドカップで、日本人は前より韓国と仲良くなれたと思っていたのに、相変わらず反日的行為をするから、その落差でさらに嫌韓運動が広まっているのかもしれません。