テキストライターを100回経験しようとも、シナリオライターにはなれない。
　シナリオライターになるためには、テキストではなくシナリオを書かなければならない。つまり、すでにシーンの目的もプロットの配列も決まっていて、具体的な台詞を書くだけというレベルでは、永遠にシナリオライターにはなれない。
　けれども、今の業界は、テキストライターしか生み出さない風土に変わりつつある。２年で書き手たちが救いようがないレベルにまで低下し、書き手の空洞化が始まるだろう。気がつけば、まともに構成を考え、プロットを切れるシナリオライターが３名～５名しかいないという状況が訪れるに違いない。
　そこで、通信添削の代わりに、エロゲーシナリオの対面添削というのを始めようかと考えている。
　募集定員は最大４人。
　期間は１年限定。
　月２回、こちらの課題に応じて20～30KB程度のシナリオを書いてもらう。それを喫茶店や我が家に集まって、面と向かって添削するというものだ。　勿論、自分の添削だけではなく、他人の添削も聞くことができる。現時点では、ネットでシナリオを送られても見ないことにしているので、唯一のチャンスとも言える。
　たとえば、「男の子が告白して成功するまでの１日だけを書きなさい」という課題を与える。
　それに対して30KB以内でシナリオを書いて持ってくる。持ってきた原稿を読んで、気づいたことを細かく言う。
　２週間後、また別の課題にしたがって書いてもらって、また集まってもらって講評する。そういうことをしていかないと、なかなかシナリオ力──テキスト力ではない──は鍛えられないのではないか、という気がしている。

　金額は月１万円。
　場所は東京都内。
　基本的なシナリオの書き方──タブキーを使うとか、グラフィックを表示する時にはどういう書き方をするかなどを理解していることが条件。

　早ければ２月からでも始めてみたいな、なんてことを考えている。参加したいと思っている方は、「対面添削志望」と明記してこちらまでメールを。

※現在、対面添削は終了しております。

　鏡さま

　こんばんは。
　Nagiです。
　
　今回の記事を見た瞬間に「行きたい！」と思ったのですが……場所と時期的な関係で断念しました。
　ただ、対面添削の方法自体は、すごく役に立つと感じました。

　大阪でも開ければいいんだけどね～。
　対面添削は、かなり力にはなると思います。
　

　これは雑誌「ファウスト」に載っていた事なのですが、やはり間接的に講義を受けるのと、直接受けるのとではかなりの差があるようですね。
　元は少女マンガ界で行われていたものが、今は小説やゲームにも応用されてきています。
　その、鏡さんのインスピレーションを受けれるのは、すっごく羨ましいですね（笑

　滋賀に長期帰省する時に、臨時でできればいいね。
　滋賀まで来てもらうのなら、可能かも（笑）。

滋賀ならダム沿いに自転車で走るか（無茶
車で３０分です。
電車でも行けますし、もし宜しければ行きますよ！！！！！！！！
でも、迷惑だとも思うのですが……。

こういうときは、まさに直接会いたいですね。
やる気と言うか、こんなに行きたいんだ！！　と
伝え難いです。（苦笑
文章力の勉強、ですね。

ブログでははじめまして。た～ゆ～です。来週のシナリオ教室ではご指導よろしくお願いします。

自分も対面添削は行きたいなとは思いつつも、都内じゃ無理だなーと諦めてました。
が！　滋賀ならお隣で都内よりは行き易いので、実現するなら是非、参加したいですね。
是非一考して欲しいなと思い、カキコしてしまいました（笑）

　帰省するのは年３回ぐらいですが、それでもよろしければ、少し考えてみようかしら。

　もしかしてた～ゆ～さんも京都府……もとい、近畿圏にお住まいなのでしょうか？

私も参加したいですね。個人的には東京に行くことも考えにはあるのですが、いかんせん金銭面でどうにも。滋賀で、年三回ならなんとか今のままでも捻出できますからねぇ。一考のほど、お願いします。

>Nagiさん
自分は反対側の中部・岐阜に住んでます。

しかし、既に希望者が三人……これはひょっとするとひょっとするかも……と期待してしまいます（笑

三都物語の場所のどれかに住んでおりますので、滋賀でしたら私も向かえそうですねぇ。
そのときになりましたらぜひ。