DominancE イリーザ 1/6 完成品フィギュア[DRAGON Toy]《11月予約》 価格：13,080円（税込、送料別）

　まさに「ばい～ん」という感じの、突出したオッパイだね。
　漢字で表現するなら、砲乳。

　あみあみのサイトではヌード画像も披露されているが、底面積が大きく、突出度の高いオッパイだね。
　巨乳フェチの専門家から見て、なかなかの力作。

　そして。
　実はお尻も凄い。

　まさに外人体形と言えよう。
　非常にそそられる仕上がりになってるね。

【スカイチューブ 1/6 早乙女まりあ illustrated by 佐野俊英 フィギュア本体 お風呂ヴィネット... 価格：15,580円（税込、送料別）

　ゲーム名などの背景を知らなくても、元となったイラストのイラストレーターが「あ、佐野俊英氏だ」とわかるくらい、顔の出来ばえがいいね。
　
　ルックスに関しては非常にハイレベルである。
　ぼくも一目見た瞬間、「これ、佐野俊英じゃないかな？」と思った。それくらいの、超絶的な出来ばえである。
　
　そして、オッパイもそれに負けていない。
　爆乳を描く人には是非手にしてほしいくらい、いい乳っぷりだね。造形もかなりいい。巨乳の専門家から見ても、乳房の形は非常にすばらしい。

　特にそのやわらかなフォルムがいいね。横乳もなかなか自然な感じで、乳造形のクオリティの高さを窺わせる。
　
　以前ここで紹介したものもよかったけど、今回のもいいね。
　両者に共通するのは、1万円以上の高額商品だったってこと。乳的には高いものはいいものである確率が高いのかもしれない。

　お風呂セットが付属しているものはそれだけ値が張るけど、お風呂といっしょの方が映えるね。それでヌードにして、是非生乳を鑑賞してほしいね。絵描き志望の人は、手に眺めながらオッパイを学習してほしい。

セックスライフ 早乙女まりあ illustrated by 佐野俊英 1/6 フィギュア本体＋お風呂ヴィネット[... 価格：15,580円（税込、送料別）

第一宇宙速度 富士見鈴 浴衣Ver. 1/8 完成品フィギュア[フリーイング]《02月予約》 価格：7,800円（税込、送料別）

　これは、オッパイ星人的にはなかなか通のモデルだね。

　オッパイが好きな人にとって、わかりやすいのはパツンパツンで、思い切り大きく突き出しているロケットオッパイ。
　でも、これは……？

　浴衣のせいでなだらかな隆起。
　しかし、その「なだらか具合」が実に本物の巨乳ちゃんみたいでリアルなのだ。そこに、原型師の見事な造形、腕前を感じるね。

　巨乳の専門家から見て、着物の胸のふくらみ具合が、非常にリアルですばらしい。
　そして鮮烈な白い太腿の魅惑。

　ダンテよ。
　これがベアトリーチェの太腿だ。

フリージング ヴァイブレーション ロックサンヌ 1/4.5 完成品フィギュア[A＋（エイプラス）]《0... 価格：13,430円（税込、送料別）

　白衣姿。
　黒いブラジャー姿。
　生乳姿。

　３つにおいて楽しめる。そして、最後の生乳の造形がすばらしいね。これからオッパイを描こうって人は、このフィギュアを持っておいて、眺めながら書くといいと思う。

　巨乳の専門家としては、非常にいいオッパイの造形です。
　巨乳的にはおすすめ！

　値段は高いけれど、それだけの巨乳の造形。

フリージング ヴァイブレーション ロックサンヌ 完成品フィギュア （エイプラス/予約/2014年8月... 価格：15,430円（税込、送料別）

　肉体の何を受け入れないかというのは、本人が何に対してどれだけ性的な視線で眺めているかの証拠である。
　しらべぇ編集部が、成人女性750人に男性のTシャツ乳首についてアンケートを行っている。

【男性がTシャツ越しに乳首が浮いているのはアリ？】
・アリ：15.7％　
・ナシ：84.3％

　しらべぇ編集部のサイトにどういう感じの人たちが来るのかは不明だが――それによって偏りが生じるので、この84％という数字が妥当かどうかは疑問が残るが――具体的な声としては、次のようなものが挙げられている。

「見たくない。気持ち悪い。不潔な感じがします」（20代女性）
「仕方ないとは思うが、なんとなく引きます。配慮も必要では？」（20代女性）
「キモいかな。ちゃんと肌着を着て欲しいと思います」（20代女性）
「男性にはブラジャーはないとは言え、アンダーシャツ着て欲しい」（30代女性）

　男だけが上半身裸でいられるのなんて不公平だ、女性もその権利を持つべきだって言って女性も上半身ヌード解禁にしちゃったニューヨークの女性たちと比べると、到底埋められない差を感じるね。

　ポルノ作家的には、「君たち、視線がエロいねえ？　君たち、ほんとは男だろ？」というところ。

　ヌードに対する男女差の話をしよう。

　基本的には、男性は女性のヌードによって催淫されるようになっている。しかし、女性は男性のヌードに対してあまり催さない。
　
　この理屈で言うのならば、乳首はヌードの１つの信号である。男性は女性の乳首に催淫される。しかし、女性は男性の乳首には催淫されない。
　
　――はずなのに、84％が否定的である。
　つまり、84％が、男性の乳首を性的なものとして「誤認」してしまっているということだ。

　君たち、男性と同じようにエロい視線で男の乳首を見てるわけ？　君たちの方が、よっぽどエロいよ。それで「配慮してほしい」って、馬鹿言ってんじゃない。自分の性欲と性的視線を最初に片づけんかい。

　ポルノ作家、すなわち性的な視線の専門家としては、そう言いたくなるね。

　自分が非常にいやらしい人であったり、性欲を封じ込めている人だったりすると、男性の乳首に対しても過剰に反応して、それを性的なものとして認識してしまうだろうね。

　性を受け止められずにすぐ自分の外に放り出して「（他人に対して）配慮してほしい」と言う他力本願の馬鹿野郎が凄く目立つね。こういう意識が、表現規制を推進させっていやな結果を導くんだよね。

　相変わらず性的なものを受容できずに外部にそれを見いだして排除しようとする、ぬるい未熟な精神の持ち主が多いな、というのが、ポルノ作家の印象。

「見たくない。気持ち悪い。不潔な感じがします」と答えてる人がいるけど、ぼくからしたら、そういう返事をする女性の精神こそが「見たくない。気持ち悪い。不潔な感じがします」（笑）。

　自分の性欲の問題や性意識の問題は、自分で処理してください。異性という他人に解決を押しつけないでください。自分のケツぐらい、自分で拭いてください。

　ぼく、相当怒ってるね。うん、怒ってます。

　自分がエロい視線で男性の乳首を眺めているから、なおかつ性的なものを自分で受け止めきれていないから、排除しようって、ガキすぎる。

　こういう未熟な連中はね、「はいはい、わかりました、乳首が出ないようにしま～す」っていって男性が配慮してもね、図に乗るだけなの。

　水泳の選手に対しても、乳首パッチを貼って競技してください、ってそのうち言うようになるから。市民プールでも、男性は乳首パッチを貼ってくださいって投書するようになるから。

　だって、自分の性意識の問題は解決できてないんだから。どんな配慮をしても、結局、男性の身体を性的視線で眺めて「あれは気持ち悪い。配慮して」を続ける。

　だから、配慮したらだめ。
　そういうガキ女に対しては、「おまえ、どんなエロ女だよ」っていじってやるのが一番。　

　もっと大人になってほしいね。

　6月のこと。あるラノベで行われた席順のイラスト図解について、ある二十歳の子がツイートした。色々と議論になったようである。

　全部ではないが、一部を抜粋すると、

ラノベのレベルが日に日に下がっていくの、耐えられないんだけど pic.twitter.com/431q4yOkuN

はがないの「こんな感じだ」っていう小説中の低レベルな図、
普通に「全員は長テーブルを囲んで、時計回りに〇〇、〇〇、〇〇の順番で席についた」って書けばいいんじゃないの？
そんなんも書けねえのかよ。なにがこんな感じだ、だよ。それを言葉で説明するのが作家の仕事なのに。

推理小説では複雑な間取りだけど、これは文章でも書ける図だし、前の「こんな感じだ」っていって矢印書いてるのもちょっとレベルひくいなって思ってしまった。

推理小説ならそういう図が書かれてても違和感がないけどただ席を囲んで座ったってだけの話をなぜ絵にするのか理解できなかっただけです

　彼はイラスト図解の妥当性についてツイートしたわけではなく、イラスト図解に対してラノベの文章力の低下の象徴を見たのだが、彼のツイートをきっかけにして、イラスト図解がラノベにとってどういう位置づけなのか、そしてイラスト図解が妥当なのか、ぼくなりに答えを出してみようと思う。

　その前に、彼のツイートの根幹について把握しておきたい。
　まず前提として捉えておきたいのは、

　彼のツイートは、小説（すなわち、ラノベ以外の活字の物語）を年100冊読んでいる人間から見た印象

　だということである。つまり、小説との比較で語られているということだ。

　次に捉えておきたいのは、彼が考えている文章力の内容である。

・文章力＝「説明力や表現力」
・最低限の文章力＝「絵にしなくてもわかることをちゃんと文章で説明＝表現できる力」

　これが、彼が考えている文章力のようだ。
　そして彼自身は、

・小説には、最低限の文章力がある。
・だが、ラノベにはその最低限の文章力がない。そして、その最低限の文章力の欠損を挿絵で補完している

と考えているようだ。
　これを踏まえて、彼のツイートから見える考えや反応を整理すると、こうなる。

・小説は、最低限の文章力がある。
・だが、ラノベは、その最低限の文章力がない。そして、その最低限の文章力の欠如を挿絵で補完している
・元々、ラノベ全般の文章が低下していると自分は感じていた
・席順のイラスト図解を見て、ラノベ全般の文章がさらに低下したこと、ラノベには最低限の文章力すらないことをさらに痛感、大いにがっくりした

　ラノベ全体の文章力が低下しているという彼の実感については、ぼくは明確に比較をしているわけではないので、わからない。わからないので、否定も肯定もしない。

　彼は、ラノベの文章力低下の象徴を席順のイラスト図解に見ているようだが、彼が「席順のイラスト図解を見て、ラノベの文章力、もっと落ちた」と感じたことについては、個人が感じた印象なので否定も肯定もしない。

　その上での、ぼくの見解である。

　まず、イラスト図解そのものについて。

・日本語は、アルファベット言語と比べると、ピクチャーに見える、すなわちヴィジュアル的である
・ラノベはアニメ・まんが的な要素を持っている

上記２つにより、

　ラノベにはヴィジュアル的な助けを借りた表現が宿命的に生まれる

ということが言える。

「こんな感じ」と書いて席順のイラスト図解を行うのは、「ヴィジュアル的な助けを借りた表現」であり、まさにラノベ的表現である。

　脱線するが、１８世紀半ばの小説『トリストラム・シャンディ』において、著者ローレンス・スターンは「今までの自分の物語の叙述はこんな感じだった」といって、曲線と直線を組み合わせて話の進め方の図解（紆余曲折ぶりの図解）を行っている。恐らく、世界初の、小説内の図解である。

【送料無料】トリストラム・シャンディ（上）改版 [ ローレンス・スターン ] 価格：1,037円（税込、送料込）

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　ただし、『トリストラム・シャンディ』の図解は、語るというメタレベルを敢えて物語上で表出させた行為、すなわちメタレベルの顕示としての位置づけを持っている。そういう点では現代文学の嚆矢という意味合いであり、ラノベ的表現の先駆というものではない。

　脱線から戻る。
　次に、イラスト図解という行為の妥当性について。

　席順のイラスト図解を行ったことが妥当かどうかについては、彼は妥当ではないと感じているようだ。しかし、ぼくは逆の考えである。

　席順のイラスト図解の通りに１１人が座っている状況を、彼が提案するものに近い形で説明してみよう。

「長机に１１人が座った。手前の短辺、つまり下座にはおれとＡが、奥の短辺、つまり上座にはＢが、そして手前の長辺には上座へ向かってＣ、Ｄ、Ｅ、Ｆが、向かいの長辺には上座に向かってＧ、Ｈ、Ｉ、Ｊが着席した。わかりやすく言うと、こうだ」

　これならば、彼は文句を言わなかったのかもしれないが、正直、１１人は、非常に多い。人間が瞬時に覚えられる数の限界、マジック７を超えている。文章だけで説明することは可能だが、その状況を読者が正確に把握できるか、読みながら瞬時に思い浮かべられるかというと、難しい。

　ぼくがやったように説明した場合でも、元々の作品のように文章による説明がなかった場合でも、「１１人という数の多さ」と「正確な座席の位置を思い浮かべる難しさ」とを考えると、イラスト図解の使用に妥当性がないとは決して言えない。むしろ、妥当性はある。書き手としては、そう断言できる。

　ぼくの結論をまとめると、こうなる。

１．「こんな感じ」と言って席順のイラスト図解を使用するのは、ラノベ的表現である
２．そのイラスト図解に対して、個人的な不快感を表明するのは個人の自由である
３．そのイラスト図解を、ラノベ全般の文章説明力が低下した象徴として見るのも個人の自由である
４．しかし、そのイラスト図解がその作品において妥当ではないと断言することはできない。むしろ、妥当である。