チームflapのサイトで、らぶらぶボインシリーズの次回作の情報が、ちびっとだけ公開されとります。
　タイトルは、

『高飛車の巨乳』。

　そのまんまやん。恥を知れ、恥を。
　ポルノに恥も糞もあるか。
　スカトロはあるから糞はあるか。というか、なぜ「高飛車な」やないんや。
　それは語呂合わせというやつや。第1作が『妹の巨乳』やったから、次も間に「の」を挟んだんや。腰は「の」の字を書くように動かせというやないか。

　というわけで、『高飛車の巨乳』のイベントラフが１枚あがってます。
　今回も、「右の乳を吸うバージョン」と「左の乳を吸うバージョン」を用意しちゃったよ。うはは。ＣＧでは片乳しか吸っていないのに、右の乳を吸って、次に左の乳を吸うって展開は、ＣＧが許す限りやってたまるか。うはは。

　というわけで、高飛車キャラは、鏡の得意キャラ。
　デビューした当初から大好きなキャラで、個人的にゲームをプレイするときは、「巨乳」「高飛車」からプレイを開始します。最初は敵意と警戒の刺をぐさぐさ刺しまくっとったくせに、あるきっかけを機にナイスバディと思いやりで抱擁しに来る変貌ぶりがたまらんのです。
　というわけで、知らないうちに気合も入っているわけで、ちょっと新しいこともやっとります。鏡の中では、『妹の巨乳』はポルノ性と記号性の系譜ですが、『高飛車の巨乳』は『リエゾン』－『あめいろの季節』－『Love Split』の系譜です。期待しとってください。

　ボリュームインフレーションは、「積極的」な形であるわけではない。つまり、ユーザーが「もっとボリュームを！」「２ＭＢより３ＭＢを！」「３ＭＢのシナリオより４ＭＢを！」と強く叫んでいるわけではない。自分たちが考えている基準値──業界の基準値──より不足していると感じたときに「ボリュームが足りない！」と不満をもらすという形で存在するのだ。
　そして、その、ユーザーが「ボリュームが足りない」と感じる閾値が、ＤＯＳ時代の頃よりはるかに跳ね上がっているのが現状なのである。ＤＯＳ時代の頃や、2000年以前の状況と比べると、これは異様な上がり方だ。突然革命が起きて単位が変わってしまったみたいだ。
　「見る」「調べる」「話す」「さわる」といったコマンド選択の多かったＤＯＳ時代のゲームと比べて、今では純粋にクリックしてお話を読むだけのゲームが主流になった、ということも少々関係しているのだろうが、望まれてもいないのに超大手の真似をして業界がボリュームの基準値をあげてしまったのが、一番大きいだろう。今では、対価に見合う質のソフトを提供しても、ユーザーが「これぐらいなきゃ」と思っているボリュームに到達していなければ「足りない！」と言われる。満足度が90％以上に到達しているお化けソフトでも、実情は同じだ。対価に見合う内容だけを提供すれば、ボリュームへの声がなくなるわけではない。あるゲームをつくったときもそうだった。ポーズ差分もシナリオもどんどん増えていったが、ボリュームに満足したという比率は変わらなかった。
　ソフト１本に期待するボリュームの基準が、必要もなく上がりすぎてしまったのだ。そして、ユーザーもそれに慣れてしまったのである。
　たとえば、マンガの単行本が、あるとき1冊200頁から1冊400頁になったと想像すればよい。2社だけが1冊200頁を守っていて、他の出版社は1冊400頁に倍増させていたとしたら、やがてユーサーは1冊400頁に慣れ、1冊200頁の単行本に対して「薄い」と言い出すだろう。たとえ内容が面白くても「（厚さが）薄い」と言うに違いない。
　同じことが、エロゲー業界にも当てはまる。我々は、基準値を上げすぎたのだ。ＤＯＳ時代～2000年頃まで、ボリュームに対する不満の声が小さかったことを考えると、それがよくわかる。明らかに基準値は上がってしまった。基準値を上げすぎてしまった。その結果、今あるボリュームにユーザーが馴らされてしまって、それより少ないと「足りない！」と連呼するようになってしまっている。結果、作り手が自ら作り手の首を絞める状況になっている。
　超大手が売れたからといって、その真似をすればいいわけではない。むしろ、それとは逆の方向に歩むことが、ソフトハウスには必要なのだ。

　『ブラバスター６』、だいたいの発売日が決まりました。
　お盆近くです。
　取次搬入日、つまり、流通さんに本が届く日が、８月１１日です。そして、翌日１２～１５日は流通さんがお休みです。
　神保町あたりでは１１日の夕方に並んでいるところもあるかもしれませんが、普通に店頭に並ぶのは、早くても１４日頃からじゃないかな、と思います。
　げっちゅ屋さんでは予約が可能になっていますので、通販などで予約されるのも手かもしれません。
　今年のお盆は『ブラバスター６』をお楽しみください。

　　
　フィギュア界では、エロゲー業界以上に乳ブームの感じでますますウハウハなお日柄でごじゃるが、コトブキヤから11月発売予定のこれはええですな。

　1/7 向坂　環　フリルビキニVer.
http://www.hobbystock.jp/i.php?o=1&_t=index_item.html&ITEM_ID=HBY-GCF-00000459

　特に上から２番めと３番めの写真がよろしい。ビキニからこぼれる豊満なはみ乳と隆起した谷間が、ムチムチしてそそりますな。

　たとえば、今、マンガの単行本は1冊あたりだいたい200頁ぐらいで360円前後で売られている。ところが、倍のボリューム、すなわち1冊あたり400頁のボリュームでお値段据え置きのまま出したところ、そのタイトルが空前の1000万部のセールスをあげてしまったとする。すわっ、うちも！　と他の出版社もみんなお値段据え置きのまま頁を倍増してしまった。
　経営者として、あなたならどう思うだろうか？　賢明なことよと思うだろうか？　それによって、ごく一部のタイトル──わずか１、２タイトル──はバカ売れするかもしれないが、他のタイトルの売り上げは変わらぬとしても、賢明よと思うだろうか？
　恐らく思わぬだろう。
　では、ユーザーのニーズが、もう少し1冊あたりのボリュームを求めていたとしても、それに応じることによって、書き手の資金状態を悪化させ、結果としていいものを生み出す環境を損なってしまうとしたら？
　恐らく、あなたはボリュームアップの戦術はとるまい。だが、わざわざ自分の首を絞めるような選択をとっている業界がある。
　エロゲー業界である。
　価格はそのままにしておきながらボリュームを倍増どころか数倍あげているのだ。あなたはそれを賢明と思うだろうか？
　ある者は言う。それはユーザーのニーズだから仕方ない。
　本当にそうなのか？
　そのように誘導してしまったものが、ユーザー以外にいたとしたら？　そちらの方が影響力が大きかったとしたら？
　DOSの頃も、桁違いのボリュームのソフトを出すソフトハウスはあった。エルフなど数社である。特に『同級生』シリーズのボリュームは、当時のソフトの中では群を抜いていた。
　けれども、「エルフがやっているから、おれも……」と追随するところはなかった。自らの資金力を省みずにいたずらにボリュームを増やすということはなかった。もちろん、フロッピーディスクベースという構造的な問題もあったのだろうが、自分たちは自分たちのスタンスで動いていた。自分の資金力を知って動いていたように思う。資金力のないソフトハウスは資金力のある大手の真似をせず、数社だけが驚異的なボリュームを誇るという状況が保たれていた。そのため、その頃のボリュームの業界平均値はそれほと高くはならなかった。
　結果、ユーザー側も、エルフ以外のソフトを購入してボリュームに対してブーイングをするという状況は生まれなかった。ユーザー側も、その数社だけは特別だと思っていたからだろう。作り手の資金状態が悪化し、いいものを生み出す環境が損なわれるという状況は、当時、あまりなかったように思う。
　ところが、『Ａｉｒ』－『君が望む永遠』のストリームの中で、真似をしなくてもいい規模のソフトハウスまでもが、資金力のあるソフトハウスの真似をしてしまった。猫も杓子も状態になってしまった。結果、１本あたりのコストは上がる。だが、１本あたりの売れ行きはあがらない。あがらないから、短期間でソフトをつくるしかない。それも、膨大なボリュームのゲームをだ。短期間で大容量をつくろうとすれば、自ずとやっつけ仕事になる。商品のクオリティは、自ずと下がる。テキストも悪化する。シナリオも悪化する。まともにデバッグする時間もとれない。とるような資金力はない。
　わずか数社の大手の真似をする必要はなかった。真似をせず、自分たちは自分たちのボリュームレベルで戦っていればよかったのだ。ところが、自分たちの資金力を超えて、ボリュームをあげすぎてしまった。結果、資金状態を悪化させ、まともなものづくりすら危うくなる状況が生まれている。クオリティの低さは資金力だけに還元されるものではないけれど、資金が回収できないとなれば、「なんでもいいから」出さなきゃいけないという状況は生まれてしまう。その結果はどうだ。鏡より、ユーザーの方がよく知っているだろう。
　ユーザーのニーズ。
　それは大手の真似をするための詭弁である。
　ボリュームを求めるユーザーがいないとは、鏡も言わない。ボリュームを求めているユーザーはいる。しかし、彼らは「なんでもいい」からボリュームを欲しがっているわけではないのだ。ただ「いい作品には長い間浸かっていたい」だけなのである。それは、昔も今も変わらない。最近になって現れたことではない。
　エロゲーバブルが崩壊し、1タイトルあたりの売り上げが低下していったとき、経営者や作り手たちが飛びついたのが、「ボリューム」という非常にわかやりすい指標だった。ボリュームをあげるのは、比較的簡単なアピールに思えたのだろう。ボリューム不足では、他社商品に負けてしまう、という間違った怯えもあっただろう。
　結果、かえって自らの資金状況を悪化させる方向へと誘導し、さらにまともなものづくりまで厳しい状況に自らを導いてしまった。
　これを自業自得と言わずして何と言おうか。ユーザーのニーズに答えた結果のようで、実はユーザーのニーズを裏切る方向に進んでいるのである。だから、鏡はボリューム・インフレーションに対して何度も声をあげるのだ。あらゆる価格帯において、ボリューム・インフレーションをやめよ、と。

　本日より、DLsite.comで『妹の巨乳』のダウンロード販売が始まりました。
　「Home」、つまり「同人サイト(一般向け)」の方ではなく、「Maniax」、つまり「同人サイト(成人向け含む)」の方です。Dlsite.comさんがつくってくれたアピールＣＧ、なかなかうまいです。よくソフトの魅力と内容を伝えています。うまい。ありがとうございます。
　そしてまた１つ吉報。
　ギュッと！さんで、『妹の巨乳』、週間売り上げランキングが１位になりました。

　今、18禁ゲームのソフトハウスが最優先してやるべきことは、いかにセコビッチ作戦をとれるかだと、鏡は思う。
　ボリューム・インフレーションとは反対の方向。テキスト容量やＣＧ枚数を拡大させるのではなく、逆に縮小させる方向でソフトをつくること。少ないテキスト容量で少ないＣＧ枚数で、いかにユーザーを満足させるかを考えること。あくまでも、ＣＧ枚数を増やさず、テキスト容量も増やさず、逆に減らすことを考えながらソフトをつくること。
　どこか大手がシナリオ4MBのソフトを出した、今度は別の大手のソフトハウスがシナリオ8MBのソフトを出した、それが売れたからといって、同じ真似をするのは、頭の悪いパクりである。1年間ソフトを出さなくてもやっていける資金力のある会社──ごく少数の大手──なら、それでもよいかもしれないが、そうではない会社、ワンシーズンに1本は出さないとダメとか、最低半年に1本リリースしないとやばいとかいった資金力のない会社が真似をすることではない。
　ボリューム・インフレーションは、いまやソフトハウス最大の敵である。テキスト容量が増え、ＣＧ枚数が増えれば、単純にソフト1本あたりのコストは上昇する。にもかかわらず、1本あたりの売れ行きは落ちている。ボリュームインフレーション的つくりかたをつづけても、利益はどんどん下がるだけだ。「みんなが容量これぐらいになってるから」「ユーザーから少ないと言われるから」という単純な理由でボリュームを増加させても、もはや商品的にはまったく利益はないのだ。
　制作者たちは、いい加減気づかなければならない。ボリューム・インフレーションがビジネス的にまったく逆効果であり、自分たちの首を絞めることを。「ユーザーが望むから」といって制作者たちがボリューム・インフレーション路線を行っても、ビジネス的な利益はすでに消失してしまっていることを。そして、自分たちにはボリューム・インフレーションに対応できる資金力がないこと、大手に追随することは脳味噌のない自殺的行為であることを。
　思い出すがいい。8年前の1998年は、シナリオ容量250KB、背景や差分を含めてＣＧ枚数120枚のソフトを6800円で売っても、誰も文句を言わなかったのだ。シナリオ容量500KBのソフトを7800円で売っても、「少ない！」という怒りの声はなかった。6年前の2000年にシナリオ800KBのソフトをフルプライスで売っても、容量に対する文句はなかった。
　『Ａｉｒ』－『君が望む永遠』のストリームの中で、己の資金力を省みない分析力のないソフトハウスたちが馬鹿のひとつ覚えのように追随し、テキスト容量も、ＣＧ枚数も、ＣＧ差分も、立ちポーズの表情差分も、馬鹿みたいに増やして自分たちで自分たちの首を絞めてしまったのだ。
　いまさら、遅いかもしれない。だが、ボリュームインフレーションをつづけるよりは、ましなはずだ。2000円台のミニマム・プライスの領域であろうと、ボリューム・インフレーションはやめなければならない。いま利益が出ても、いたずらにボリュームを増やすことは将来的に必ず自分たちの首を絞める。それはロープライス領域でも、ミドルプライス領域でも、フルプライス領域でも同じだ。特にフルプライスの場合、ボリューム・インフレーションは、作り手たちのレベルまで劣化させる──特にシナリオの書き手たちのレベルを。
　敵を知り、己を知らば百戦して危うからず、と孫子は言った。ソフトハウスは己を知るべきだ。そして、ボリューム・デフレーションの方向へ顔を向けねばならない。ボリューム・インフレーションの先には、死しかない。

　素直に、うれしいです。
　現在、Vector PC shopで「人気ランキング」＆「売り上げランキング」１位。ギュッと！で週間売り上げ３位の、『妹の巨乳』。
　さらに販売サイトが広がりました。

●ＤＤｒｅａｍ
http://www.d-dream.com/
　トップから入ると、注目のトピックスとして『妹の巨乳』が紹介されています。

●DiGiket
http://www.digiket.com/
　左端のメニューから「男性向け」を選択。
　オススメ作品の中に『妹の巨乳』が紹介されています。

●SURPARA MARKET
　左端の「カテゴリ」の中から「男性向け作品はこちら」を選択。
　会員IDとかパスワードの入力画面の右上にあるタブ「企業」を選択。
　7月16日登録新着作品として、『妹の巨乳』が紹介されています。

　すでにＤＤｒｅａｍでは、週間売れ筋ランキングで１位、月間売れ筋ランキングで６位にランクインしています。
　非常に光栄＆うれしい限りです。購入してくれたみなさんには、ひたすら感謝感謝。是非アンケートにもお答えくださいませ。

　トリプル・ドムではない。トリプル１位である。
　『妹の巨乳』が、Vector PC Shopで今週の人気ランキング１位、メディ倫部門売り上げランキング１位、総合ランキング１位のトリプル１位に輝いた。まずはこの３冠を！　と思っていただけに、非常にうれしいね。購入してくれたみなさん、ありがとう!!

　ということで、以前お伝えした吉報です。
　販売チャンネルが増えました。7月14日午前零時より、D-Dreamさんとギュッと！さんの別館でも、『妹の巨乳』のダウンロード販売が始まりました。取り扱ってくれるサイトが増えてくれるのは、純粋にうれしいことです。ありがとう。

　『ブラバスターＡ』はひきつづき執筆中です。また冒頭をいじくろうというところ。早く進めぃ！

　現在好評発売中の『妹の巨乳』。
　チームflapのサイトで、体験版が公開されています。「♪ことみちゃんの　もっといいとこ見てみたい　最初に３つ　おまけに３つ　そ～れそ～れ」って方は、ご覧あれ。
　でも、ちょっとだけよ～ん♪

http://www.flap-game.com/top.htm

　2006FIFAワールドカップが終わった。
　ジダンの現役引退とレッドカード退場を等式で結びつけて、後味の悪さを残してサッカーの宴が閉幕した。
　16年前のイタリアワールドカップでは、イタリアが準決勝で消えてドイツが優勝した。そして今年のドイツワールドカップでは、入れ代わりとばかりにドイツが準決勝で消えてイタリアが優勝した。１カ月近くの祭典は終わりを告げたのだ。
　だが、『ブラバスター』はまだ終わらない。
　現時点で鏡が編集さんから聞いているのは、

・著者見本は７月末までにはあがるだろう
・取次搬入まではそれから１週間かかるだろう

　という情報である。
　発売は、８月。上旬になるかどうかはまだ未定だが、まさに夏休み真っ盛り。読書の夏である。いずれ正式発売日が決まり次第、こちらでお知らせします。

　2006ワールドカップ。
　ドイツがポルトガルを下して３位におさまった。ポルトガルの中心的ＤＦカルバーリョは出場停止、ミゲロも怪我で欠場とあっては、ドイツの攻撃陣を止められるはずがない。それにEURO2004でで忠実なドイツ的サッカーを行ったギリシアに対して、ポルトガルは完敗している。予想通りの結末だったが、そんなことはどうでもよいことだ。
　その人には、鏡は会ったこともないし、もちろん話したこともない。メールをしたこともない。SNSでちらっと日記を覗いたぐらいだ。同一の平面にいるが交わらない２つの線分のような関係だった。けれども、訃報を知って書かずにいられなくなった。
　堀部秀郎（ほりべひでろう）氏が亡くなった。
　18禁ゲームにどっぷり浸かっていない人にとっては知らない名前かもしれないが、堀部秀郎氏は18禁ゲームのひとつの顔だった。鏡も一時期連載させてもらっていた月刊美少女誌『ＰＣエンジェル』の表紙をずいぶん長い間にわたって描かれていた。つい今春、イラストレーター14年の集大成として初めての画集を出されたばかりだった。初めてと聞いたときには意外に感じたものだ。
　その堀部秀郎氏が亡くなった。
　原因は急性心不全だという。あともう少しで──4日で──37歳に手が届くというところでのことだった。
　お仕事をしたことはなかったけど、彼の絵は好きだった。彼の描くキャラクターも好きだった。亡くなっていい方ではなかった。ずっとその絵を見ていたい方だった。
　もう彼の新作は見られない。新しい絵は見られない。萌え絵ばかりが大手をふるう現在のマーケットにあって、彼の絵は希少以上の価値を持っていたのだ。萌えオンリーの今でも、マーケットが萌えオンリーの路線から多岐路線に変更する未来でも、彼の絵は大きな価値と大きな輝きを持っていたし、持つはずだった。
　だが、彼の新作は二度と見られない。彼が残した美しい痕跡を見ることはできるが、これから未来の軌跡を見ることはできない。
　業界の人間としても、一人のファンとしても、悲しいことだ。今はただ、書斎からご冥福をお祈りするだけである。どうか、安らかにお眠りください。

　まずは吉報。
　『妹の巨乳』が、Vector PC Shopで今週の人気ランキング１位に輝きました。売り上げランキングでも、現在２位です。

http://shop.vector.co.jp/service/c0018/dl2/index.html

　素直にうれしいね。
　今年の１月下旬頃、プロデューサーとの何気ない会話の中から「書いてみませんか？」と誘われ始まったこの企画。まともに義理の妹のお話を書いたのは『プリズム・ハート』のメル、『ぷにつま』の亜夜以来でしたが──従妹なら『Love Split』のルナがいますが──トライした甲斐がありました。次の『高飛車の巨乳』も期待していてください。いま、背景ＣＧの資料集めをしてます。

　それからもう１つ吉報。
　カードをお持ちでない方はもう少しお待ちください。あと１週間ほどすれば、いいことがあるかも。