男もすなる戦利品記録といふものを、女もしてみむとて、するなり……というわけで、メガハウス製巨乳暴れん坊巫女こよりを購入。
　推定Ｊカップの乳は天晴れである。
　オッパイ星人から見るに、乳の形が実にビューティフル、ほぼ完璧である。さすが司淳デザイン、乳を完璧に捉えきっている。八面玲瓏とはこのことであろう。
　今まで目にしてきたフィギュアには、必ずここから見るとおかしいというアングルがあった。たとえば斜め下から見るとよろしいが、上方向から見ると乳房の付き具合や肉の盛り上がりが変であるとか。フィギュアの乳はひとつのイメージの具現であり、決してリアルのトレースではなかった。だが、まさか爆乳というものを、ここまでリアルに再現した逸物が出ようとは……。
　元になったイラスト自体が乳を完璧に知り尽くしていなければ全を損なっていたであろうし、造型の方も乳を完璧に捉えきっていなければこうはならなかったであろう。よくここまでデザインしたし、よくここまで作り込んだものだと思う。
　まさに、至芸の一品である。

　１名、募集がありましたので、対面添削を始めることに決めました。
　残りは２名です。

　第1回目は、
　「男の子が女の子に告白して成功する1日」を10～30KBで書いてもらおうと考えています。
　現在、対面添削の日程として

　第1回　2/4（土）または2/5（日）
　第2回　2/18（土）または2/19（日）

　ということを考えています。まだ確定ではありません。
　場所は東京都内です。

　シナリオを書かれた経験
　シナリオ講座に参加募された経験

　などをお書きの上、ご連絡ください。　　

※現在、シナリオ添削は停止・終了しております。　

　テキストライターを100回経験しようとも、シナリオライターにはなれない。
　シナリオライターになるためには、テキストではなくシナリオを書かなければならない。つまり、すでにシーンの目的もプロットの配列も決まっていて、具体的な台詞を書くだけというレベルでは、永遠にシナリオライターにはなれない。
　けれども、今の業界は、テキストライターしか生み出さない風土に変わりつつある。２年で書き手たちが救いようがないレベルにまで低下し、書き手の空洞化が始まるだろう。気がつけば、まともに構成を考え、プロットを切れるシナリオライターが３名～５名しかいないという状況が訪れるに違いない。
　そこで、通信添削の代わりに、エロゲーシナリオの対面添削というのを始めようかと考えている。
　募集定員は最大４人。
　期間は１年限定。
　月２回、こちらの課題に応じて20～30KB程度のシナリオを書いてもらう。それを喫茶店や我が家に集まって、面と向かって添削するというものだ。　勿論、自分の添削だけではなく、他人の添削も聞くことができる。現時点では、ネットでシナリオを送られても見ないことにしているので、唯一のチャンスとも言える。
　たとえば、「男の子が告白して成功するまでの１日だけを書きなさい」という課題を与える。
　それに対して30KB以内でシナリオを書いて持ってくる。持ってきた原稿を読んで、気づいたことを細かく言う。
　２週間後、また別の課題にしたがって書いてもらって、また集まってもらって講評する。そういうことをしていかないと、なかなかシナリオ力──テキスト力ではない──は鍛えられないのではないか、という気がしている。

　金額は月１万円。
　場所は東京都内。
　基本的なシナリオの書き方──タブキーを使うとか、グラフィックを表示する時にはどういう書き方をするかなどを理解していることが条件。

　早ければ２月からでも始めてみたいな、なんてことを考えている。参加したいと思っている方は、「対面添削志望」と明記してこちらまでメールを。

※現在、対面添削は終了しております。

　今月29日に予定されている第7回シナリオ講座について、追記。

◆日時　2006年1月29日（日曜日）
　　　　　　午後1時～5時
◆場所　堀切地区センター
　　　　　　２階　第１会議室（シナリオ教室、とロビー入り口の案内板に書いてあります）
◆交通　京成線・堀切菖蒲園駅下車、徒歩３分
　　　　　　（ＪＲから乗り継ぎで来られる方は、山手線日暮里駅から京成線の普通に乗り換え）
◆料金　3000円（当日・会議室にてのお支払いとなります）
◆定員　12名
◆持参物　必ず筆記具を持参のこと。また、会場での飲食は、給湯室でのお茶のみ。
　
　今回はまず、事前に企画原案を提出していただきます。締め切りは1/28（土）。
　お題目は、「レースクイーンをたっぷり堪能するエロゲー」です。

　ＣＧは通常イベントＣＧとエッチイベントＣＧを合わせて60カット。
　シナリオ容量は500KB。
　定価5800円で発売という設定です。

　企画書が完璧である必要はありません。
　今回の目的は、企画書を完璧に仕上げることではなく、企画会議を実際に運営すること、その中で大切なコミュニケーション・テクノロジーを学ぶことです。企画原案は、そのための準備です。

　今回は参加者に２人１組になって、2時間以上にわたって企画会議を運営していただきます。　なぜ企画会議なのか？
　それはこういう理由です。
　シナリオライターになりたいと思っていても、結局は自分のゲームを作りたいというところに落ち着いてしまう。自分が用意したキャラクター、自分が考えたストーリー展開のゲームを作りたいということになると、結局、ゲームデザインに落ち着いてしまう。ゲームデザインをするとなると、畢竟企画会議は避けられません。そして、この企画会議において、ほとんどのゲームがクソゲーに墮しているのです。

　なので、今回スケジュールはいたってシンプルです。

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13:00
　　　 挨拶
13:01
　　　 今回の目的
13:05
　　　 コミュニケーション実習１～パートナーとの対面挨拶
13:10
　　　 コミュニケーション実習２～他人紹介10秒勝負
13:20
　　　 企画概論（15分）
13:35
　　　 企画会議実習（140分・適宜休憩を取りながら）
15:450
　　　 休憩（15分）
16:00
　　　 質問座談会
16:50
　　　 終了
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　会議の中で、キャラクターの数を何人にするのか、ヒロインをどのように設定するのか、エロ中心にするのかストーリー中心にするのか、ゲームシステムをどうするのか、などを決めていただきます。キャラクターの名前まで決まってストーリーも全部決まれば文句なしでしょうが、恐らくそこまでは辿り着かないでしょう。
　最後まで行くことが今回の目的ではありません。企画会議を実際に体験すること、そしてその体験と指導の中で企画会議に必要な、根幹的なコミュニケーションの方法を学ぶことが、今回の一番の狙いなのです。
　今回は内容の都合上、定員を以前より少なくしてあります。流通の方も、プロの人もふるってご応募ください。恐らく、ほとんどの方は企画会議の仕方を知らないはずです。

　世界で一番難しいことは何か、ご存じだろうか？

　難しいというよりほぼ不可能なことだが、それは甘えることでもない。叱る技術でもない。他人に、聞く耳を植えつけることである。
　人さまの意見を聞く耳を他人に与えることは、ほぼ不可能と言ってもよい。意見を聞くとは、己の強さと比例するからである。
　それに、たいていの人が持っている性向もある。大半の人は、意見がほしいのではなく、ただ聞いてほしいだけ、自分を理解してほしいだけだからである。理解してほしい時に「ああすれば」「こうすれば」というのは自分を充分理解せずに押しつけているように感じられるので、ますます理解されていないと感じて大切な意見を突っぱねてしまう。
　しかし、これはひとつの未熟というものだ。理解されたい、自己承認されたいというのは、ミルクが欲しい、おむつを替えてほしいと泣きわめく赤子と変わらない。否、自分で色々できるくせにやっていないという意味においては赤子より低次元である。相手に理解されるためには、相手を理解しなければならないのだが、そこまで他人に愛情を注げはしない。
　結果、「理解されたい」という牙城に齧りついて動かない人間が大半ということになる。だから、人に意見をする前に、相手が意見を求めているのか、それとも理解してほしいと思っているだけなのかを冷静に見極める目が必要なのだ。

　長らくお待たせいたしました。
　東京会場にて、約半年ぶりにシナリオ講座を開催いたします。

　お題目は、実践企画術。
　実際に企画会議に参加していただきます。そこで、どのように企画会議を進めればいいのか、意識の働かせ方、運営の仕方などを実践指導できればと思っています。

　日にちは、

　2006年1月29日（日）　午後１時～午後５時
　会場　堀切地区センター　２Ｆ第１会議室

　です。
　詳細はおってご連絡いたします。

　先に書いておこう。
　鏡は滋賀県出身である。生まれたのは小田原だが、３歳の時に移り住んでから二十歳まで住んでいたので、出身は滋賀県ということになる。水気の多いところで、冬場になると冷え込むせいで床に置いていた本がよく曲がる。
　その湖国にとって、全国高校サッカー選手権大会の優勝トロフィーは、遠い異国のものだった。優勝決定戦に挑んだのは過去２度だけ。だが、その２度とも、願い叶わなかった。
　叶えてくれたのは、県立野洲高校だった。
　１点目でも狂喜し、同点にされた時は怒り狂い、延長後半、滝川が２点目をあげた瞬間には両手を叩いて大騒ぎした。試合終了のホイッスルが鳴り響くと、涙がこぼれそうになった。耐えていたが、勝った選手の泣き顔を見ていたら、ついにあふれてしまった。今で立ちはだかってきた全国優勝の壁を思い出したら、我慢できなかった。
　スポーツを見て泣いたのは、初めてである。自分の母校ではないけれど、ステキなサッカーで滋賀にトロフィーをもたらしてくれたことに、ありがとうと言いたい。おめでとう。いい涙をもらいました。