またやってしまった。
　川崎のローソンのトイレに入っていた時のこと。大きな用事を済ませてズボンを引き上げ、さて、手を洗うぞ……というところ。
　鏡の仕事は、ただ蛇口をひねって手をこすりあわせることだけだった。そうすれば、手は簡単に洗えていたのだ。別に説明を要することでも意思力を必要とすることでもない。
　だが、手を洗おうとしたその瞬間、鏡の両手は手順をぶっとばし、本人の意思を裏切って乾燥機の下に。

　ウイ～～～～ン……

　温風が手のひらに吹き出されて初めて気がついた。
　まだ手を洗っていないのに、なぜおれは乾燥機の下に手を持っていっているのだ!?

　４月最初の大ぼけであります。合掌。

行動が頭の回転の速さについて行ってないのでは？ 或いは
実際の行動と頭の中での行動でのスピードが異なっていて、
その速度差を埋めるために中抜きが起こるのでは？

私も新しいアイデアを書きなぐっていたりすると、文章の
中で文字が抜けたりすんだよね。

　脳味噌の中
　（１）手を洗う（２）乾かす
　実際の行動
　（２）乾かす

　脳内での１⇒２のスピードがあまりにも速いために実際の行動が追いつかずに１を飛ばしていき
なり２になっとるという説明な。

　どうなんやろな。
　だいたい、ぼうっとしとる時に起こるんよ。それも、歯磨きとかお皿を持っていくとかうんこす
る時とか。人間の中の「ロボット」が無意識のうちに行ってくれる作業を行っている時に発生する。

　これは、脳内のスピードに行動が追いつかへんのやろうか。
　単純に自分が疲労してロボットまでいかれちまったのだろうか。

　どう思う？

多分、トイレの例だとすると、トイレを出てからの行動を
頭では何げにボーっと描いているはずで、トイレでの
終了操作である

　手洗い　→　乾燥

という工程を自律ロボット君にお任せしているような気が
する。で、この「ボーっと描いた行動」というのが、仕事
や自分の興味ある対象にに強く関連しているのであれば、
ボーっと描いた次の行動アクションに早く移るべく、自律
ロボット君が中抜きしているような気がするんだけどね。

もし、本当に次の行動に関して何も考えていなくて、そう
なるのであれば、自律ロボット君が実は休ませろ！ って
言ってるのかも知れない。

或いは享楽を求めて、自己ボケ突っ込みを無意識に演出して
いるという可能性も考えられる。

まあ、病気の心配がないのであれば、何でもいいから自分
が好きな理由を選択するのが精神衛生上良いのではないか
と思う。

家に帰る途中、駅の改札口で家の鍵を入れようとしたことがあるんですが、これは更に飛躍した中抜きなんでしょうか……。

　今日思ったんだが、あまりに脳味噌を活動させすぎるものだから、ロボットを動かしている時に
脳味噌が休もうとして中抜きしてる……なんてことはあるんじゃないかね。

　エンターテインメントをやりすぎるあまり、脳味噌が日常でもぼけをかましたくなっているとい
う説も魅力的だが（笑）。