名作『HA-HA』を生み出した飛龍乱氏の最新刊。
　31冊目の単行本というから、凄いね。超ベテラン。その飛龍乱氏の母子相姦コミック。値段が高いのは『HA-HA』のドラマＣＤが特典として封入されているから。『HA-HA』が大好きだった人にはうれしい初回特典かも。
　内容は巨乳フェチものというより、母子相姦もの。息子の射精に遭遇してしまった母親が息子に薬を飲ませて寝ているうちにエッチしていたら、そのことに気づかれて、今度は息子が……というお話。
　『HA-HA』は、息子の「ママといっしょになりたい」という欲望が文字通り挿入の欲望に、息子を愛しく思う愛情がそのまま息子のペニスを膣におさめるという行為に表れた実に芸術的な名作だったが、今回の『MAMAMA』は、少年の心を持った少年と、ママの心を持ったママとのセックスではなく、少年の姿をした大人の男と、ママの姿をした女とのセックスという形になっている。その分、ママ＝永遠の母性との一体感というより、母的なるものの羞恥心を犯すという快感に比重がかかっているような感じ。それもまたひとつの母子相姦へのアプローチで、ちょっといじめたい人、軽く陵辱っぽいプレイをしてみたい人にはズキュ～ンと来る内容かもしれない。
　母乳を吸うシーンもぬかりなく用意されているけれど、ちょっと少なめ。ママを陵辱する快感を求めるべし～。
　なお、エロ漫画／巨乳コミック批評サイトでも、『MAMAMA』の詳細なレビューを掲載している。
MAMAMA