絶賛ＣＭ中（笑）の『Ｇカップ敏感聖徒会長～乳フェチ・乳揉み編』。予定されている第２弾、第３弾も大いに期待していただきたいと企画者としては願っているばかりだが――特に第２弾は母乳好きには楽しみにしていただきたいと思っているけれど――先日、みるくぱいのサイトで「パイずり」と表記されていたのを、わがままを言って「パイズリ」と直していただいた。
　我ながらうるさいやつだなあと胸の谷間ほど深く反省しております（笑）。タモリに言わせると、うるさいことはスケベだということで、ポルノ小説を書いているくらいだから相当にスケベ＝うるさいと思うのだけれど、「パイずり」と書かれると、どうも個人的に違和感があるのよね。
　パイズリの「ズリ」は「せんずり」の「ずり」と同じで「擦り」なので、それからすると「パイずり」と表記するのが発生的には由緒正しいということになるのだろうけど、「パイずり」とすると一体感が損なわれてしまう感じがするのよ。何か分裂してしまう。何が分裂するかというと、オッパイとペニスが分裂してしまうのではなかろうか。
　パイズリ／パイずりというのは、ペニスがオッパイに挟み込まれて一体化する快感だと思うのだが――実際にめちゃめちゃ気持ちいいパイズリ／パイずりのときだとオチンチンとオッパイとの境界意識がふやけて完全に一体化してしまうことがあるけれど――「パイずり」というふうにカタカナと平仮名を並べる形で表記すると、その一体感が分解されて、オッパイとペニスとが分離してしまうのだと思う。もちろん、「ずり」と表記すると平仮名特有のやわらかさのためにペニスの硬さがイメージ的に失われるとか、平仮名は幼児語のイメージがあるのでエロさが減少するとか、そういったこともあるのだろうけど、じゃあ、「ぱいズリ」ならいいのかというと、やっぱりそうではない。「ぱいズリ」にしても「パイずり」にしても、やっぱり分裂・分離してしまう。「ぱいずり」だとそのあたりの分裂がない。ただ、ちょっと幼児語っぽく見えてしまう。「おっぱい」に母性の響き、赤ちゃんの薫りがしてしまうのと同じだ。
　文芸社『いろの辞典』では、titfuckは「パイズリ」として項目にあがっている。恐らく、オッパイ星人としてはこの表記の方が最も望ましいのではなかろうかと思っているのだが、みなさんはどうだろうか。
　ということで、投票を設けてみました。是非是非、投票してみてください。明日のパイズリ／パイずりはみんながつくるのだ！　なんちゃって。

⇒パイズリ／パイずり投票

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