よく、二十代なのに子供から「オジサン」「オバサン」と呼ばれてショックを味わう人がいる。
　自分はまだ二十代である。二十歳から数えた方が早い年頃である。だから、お兄さん／お姉さんのはずだ。なのにオジサン／オバサンって……と少しばかり絶句する。つい少し前まで「オジサン／オバサン」は自分が他人に対してのみ使う呼称だと思っていたのに、自分が使われる立場になるなんて……。まだそんなに年老いてないのに……と愕然とする。
　しかし、何も不思議ではないのだ。10年離れれば、みなオジサン／オバサンなのである。そして、オジサン／オバサンとガキは対関係にある。
　10年以上年下の子というのは、年上から見ると、ガキである。二十歳からすれば10歳は文句なしにガキだ。30歳からしても、二十歳の子はガキ臭く見える。
　自分からしてガキに見えるということは、相手からすれば相当オジサン／オバサンに見えるということである。10歳から見た二十歳は年上すぎてつかみどころがない。二十歳から見た30歳も、30歳の世界なんて想像のしようがない。年齢が10歳以上離れていれば、年上からすれば「ガキ」であり、年下からすれれば「オジサン／オバサン」なのである。自分が若くなくなったとか、そういうこととは関係がないのだ。　
　

そのとおりですなぁ。
小学生に言われてかなりショックだったんですが。

三十後半の人に使うものだと思ってたんですけど、今思えば二十後半の人にもおばさんと呼んでた自分がいたのも確かですから。
単純にそんなに年をとっただけなんだなぁってだけなんですな。

ちなみにおじさんと呼んだ小学生とは仲良くなって、商品を勝手にあげてたり（豆乳とかおからカステラとか、お金は自分で払ってる）してます。

さすがに湯葉と豆腐はあげられんやろ。

　さては、その小学生は巨乳小学生だな（笑）。