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性的虐待という強迫観念の色眼鏡
 2010/4/9,朝日新聞東京版朝刊オピニオン欄より、要旨を抜粋したものがネットにアップされている
 すでに知られていることだが、かつて若者のアイドルだった人間は、今、若者の文化を潰す立場にまわっている。その姿に大衆が呼び名を与えるとすれば、裏切り者ということになるだろう。しかし、さしあたって今は、そのような罵倒は浴びせずに、ただ「いまだに日本語が上達しない女」と呼ぶことにしよう。
 オピニオンに載った彼女の発言の問題点は、7つある。

 1.「成人指定」に対する誤認
 ユニセフとは無関係な組織の協会大使を務める女は「明らかに子供と思われるキャラクターが性的な虐待を受け、うれしがるマンガ」と定義しているが、彼女が指摘する漫画は、成人コミックである。そしてそれはすでに、成人指定されている。90年の有害コミック問題以降、成人コミックには成人指定マークが貼られているため、現時点でも、18歳未満に渡らないように配慮されている。

 2.「有害」の誤読
 いまだに日本語が上達しない女は「子どもに有害なものだけを問題にしている」と言うが、東京都青少年保護条例改正案が問題にしているのは、「性を肯定的に描いた作品」である。それが果たして子供に有害になるのかどうか。学問上、その考えは否定されていることを、記者会見で宮台真司が指摘している。

 3.ロリコン大国の汚名
 「汚名を着せられてはたまらない」と言うが、その汚名は、勝手に海外が誤解して名付けたものである。日本の子供たちが大好きな『となりのトトロ』も、海外が誤解してロリコンというレッテルを張り付けた作品であることに注意せよ。その状況下で日本が行なうべきことは、「あなたの言うことは間違ってるけど、あなたがロリコンというのなら全部撤去します」ではなく「おまえは間違っている!」と発言することである。

 4.性的虐待の色眼鏡
 性的虐待とは、家庭的ストレスなどから子供に性的な暴力をふるうことである。一方、漫画の中の性表現は、家庭的ストレスによる暴力行為ではなく、純粋に頭の中の妄想である。アグネスを好きな人が、実際にアグネスを押し倒したら暴力であるが、オナニーする時に妄想の中で押し倒したら、それも暴力で逮捕されるべき事柄であろうか。
 「子どもを性的な道具として見たい」というのも、勝手な思い込みである。そもそも、彼女は実在するリアルの子供と、フィクションに描かれた「子供に見える」ヒロインとを勘違いしている。現実と妄想の区別がついていない。またロリコンポルノによって子供の発達が脅かされているという事実もない。むしろ、いったいどうすればロリコンポルノによって子供の発達を脅かすことができるのだろうか? その場合の子供とは、何才なのであろうか? 小学生? 小学生はロリコンポルノを入手しない。しないにもかかわらず、どうやって脅かすことが可能なのであろうか?
 性暴力を批判する源泉は、かつて世界を覆っていた家父長制に対する批判である。しかし、ポルノ禁止のために「権力による線引き」をOKする姿には、家父長制に対する刷り寄りが見える。家父長制を批判する者が、今度は自ら家父長制を演じようとしているのである。独裁を批判する者が独裁者になるに等しい。そのような者の言説に正当性を感じることは難しい。
 論理矛盾を引き起こしているのは、性的虐待への強迫観念である。性的虐待にこだわりすぎていると、なんでもかんでも性的虐待に引き寄せて見てしまう。それはサルのセックスを人間のセックスから見て赤面するのと等しい。いまだに日本語が上達しない人は、人間も上達していないようである。あと何十年生きれば、自分が思い描く世界がすべてではないこと、世界には多様性があることを理解するのであろうか。

 5.ポルノと性暴力の因果関係に対する思い込み
 彼女が言うひどい漫画とは、ポルノコミックであると考えられる。「虐待や暴力を受け入れ喜ばなくてはいけないと思い込む誤ったしつけ効果を招く恐れがある」と彼女は言っているが、そのような因果関係は証明されていない。米国国立研究評議会も、93年に「実験によれば、ポルノグラフィと性犯罪間の因果関係は脆弱であるか、もしくは存在していない」と結論している。むしろ、ポルノに対する検閲が深刻な害を招くという証拠は充分にある。

 6.子供を貶めるという誤解
 ポルノを読む人は、果たして今まで子供を見たことがないのであろうか? 否、充分知っている。子供が道具でもないこと、性的暴力の対象でもないこと、守ってやらねばならないこと。そういうことを充分に知っている。ポルノによってその考え方が変わるわけではない。
 何もデータがない場合には、摂取したものによって考え方が固定化するということはある。しかし、充分に現実のデータを吸い込んでいる場合、フィクションによって考え方が上書きされることはない。
 戦前、日本は鬼畜米英と唱えた。実際に英米人と接していた人は、その考えに感化されて見方を変えたのであろうか?
 子供に対する考え方を変えるものがあるとすれば、それは、子供を醜い、憎らしき邪悪な存在として描いたもの、悪魔として描いたものである。それはポルノが決して採用しない方法であるが、ポルノ規制側がポルノ創作者たちを悪魔に祭り上げるような方法である。どちらが人権侵害であろうか?

 7.教育の問題
 「教育上いい効果が期待できるからと進んで子供に見せたいと思う親はいない」と言うが、そもそも、その場合の子供とは何才であろうか。17歳の高校3年生に対してもそのようなことを言うのであろうか。
 見せたいと思う親はいないからといって、それをつくってはいけないということにはならない。母親が個人的に記した日記は決して子供に見せたいものではないが、その理屈で言うと日記はすべて禁止されるというむちゃくちゃなことになる。
 子供に見せてはいけないという考え方は、子供は無垢で、見せたものをすべて吸収してしまうという受動的な考え方がある。それは、子供の自主的な能力などを否定するものであり、ある意味、子供蔑視である。子供は何もできない、何も選択できない、何も判断できないというように、子供を無能というイメージで捉えている。それこそ、子供差別である。
 また、子供といっても、年齢によって判断能力が違う。17歳の高校生がポルノを見て、無垢に影響されるのであろうか?
 子供を守るためという言葉を使う者は、子供という言葉を好き放題に伸縮して使う。子供とは18歳未満であり、定義が広すぎる存在であるにもかかわらず、ある時は小学生のような無垢な存在として扱う。しかし、法律的な話をする時には、18歳未満までイメージの範囲を広げる。これは「子供」というイメージ、「幼い無垢な姿、容易に傷つけられる姿」を利用して人々に訴え、規制を強化しようという煽動的な戦術である。

 8.ポルノが置かれている場所に対する無知
 「子供の性虐待を描いたポルノが子どもたちが容易に手に取れる場所に置かれている」と言うが、その子供とは何才なのか。11才の子供が簡単に手に入れられるのか。また、コンビニで手に取る子たちを見たのか。目撃したその相手は、何才だったのか。
 規制側は、規制を強化しようという時、「野放しになっている」「簡単に手に入る」ということを強調する。同時に、「子供を性的に虐待するもの」の範囲も広げる。そうすることでいかにも野放しになっているイメージを拡散しようとする。そのために、事実を歪曲する。
 総じて彼女の意見は、性的虐待という強迫観念によって、世界を自分の見たいように見ているだけの恣意的な個人的解釈であり、客観性はない。強迫観念と事実歪曲による産物である。その産物を「子供」を使って情動に訴えようとしているのである。つまり、子供と母親を出汁にしているのである。そのような者の口から出る言葉が、果たして本当に子供を守り、母親を長期的に安心させられるのか。正直、NOと言わざるを得ない。
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COMMENT

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| URL | 2010-04-18-Sun 01:44 [EDIT]
優れたエロ漫画で世界を説き伏せてやる!くらいの才能や情熱は大勢あるのに
同じ日本人がそれを貶めるのは悲しいですね
ポルノ規制どころじゃない中国人に言われてもなぁ

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