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小説は、技術だけで書ける?
 小説は技術だけで書ける。そう、最近のハウツー本は言う。
 小説を書くという行為をめぐる神話性──小説は誰でも書けるものではなく、特別な人、選ばれた人しか書けないのだ、という古くさい特権的な神話──は、ここ数年、ハウツー本の世界で急激に剥ぎ取られつつある。文学批評の世界では、100年も前に作者の絶対性が剥ぎ取られてしまっているが、ようやく、それがハウツーの世界にも下りてきたというところだろう。
 だが、「誰でも」という普遍性を強調するあまり、ハウツー本の書き手たちは重要なことを、意図的に忘れているようだ。
 確かに、小説は鍛練すれば誰でも書けるようにはなる──ただし、それはほんの一冊だけならば、という限定つきだ。鍛練すれば、とりあえず一冊は書くことができるようにはなるだろう。だが、一冊書けたからといって、その後何十冊も書けるようになるかと言えば、そうではないのが小説の世界なのだ。何十冊も書くためには、自分の中にそれだけ執念のようなもの、追いかける対象やエネルギーがなければならない。そして、それは技術とは別物なのである。書くこと、追い求めたいことがなければ、何十冊も書いていくのは難しいのが、小説の世界なのだ。
 一冊書きあげるのは、技術である。しかし、何十冊も、何十年間も小説を書きつづけることは、決して技術ではない。少なくとも、技術だけでは済ませられない。小説を一冊書くということと、何冊も何年間も書きつづけていくということとの間には、埋められない隔たりがあるのだ。そこにはいまだなお、神話性が眠っている。
 誰でも小説は書けるようにはなるのかもしれないが、誰でも何十作も小説を書きつづけられるようにはならないのだ。そして、その「何十冊も」というところに、なお神話性が、作家の作家たる所以が、特殊性が眠っているのである。
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COMMENT

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技術だけで書かれた小説は
伊達めがね | URL | 2005-11-09-Wed 07:03 [EDIT]
鏡さんこんにちは。

技術だけでつくられたものは味気ないと伊達は思います。

クルマに例えると、書きたいものがガソリンで、技術が車の性能。
いくら車の性能(技術)がよくてもガソリン(書きたいもの)がなければ車は走らないわけで。
伊達としてはそんな認識があります。

鏡仙人 | URL | 2005-11-09-Wed 07:46 [EDIT]
よく新人賞の選評で言われるのが、「うまいんだけど、物足りない」。
こういうのは、技術だけで、情熱が足りないんでしょうな~。
逆に「下手なんだけど、読まされてしまう」というやつは、技術は足りないけど、情熱がいい、書きたいというエネルギーがあるってやつですな。
技術はあとから磨けるけど、情熱や魂はあとからは磨けないので、後者をとる方が多いとか。
今のラノベがどうかはわかりませんが。

ところで、今回からデザインを変更しました。個人的にはこっちの方が気に入ってます。

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